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FERRY's game blog

ドミニオンとか アグリコラとか

鍛冶屋ステロの二枚目の鍛冶屋はいつ買うの?

続いて二枚目の鍛冶屋の入れ時です。

とにかくすぐ買うのはよくない。というお話です。

 

鍛冶屋ステロをやっている時に感じる、”アクション事故(ターミナルアクションが二枚手札に来てしまう)は怖いが、事故上等で早めに二枚目の鍛冶屋を入れた方が結局カードのまわりはよい気がする”。”属州は先行して買っていきたいが、最初から勝利点入れすぎると失速が怖いので、序盤に8金でても、まずは金貨を購入したほうがよい気がする”。といった心情に対する検証です。

これも二周目、三周目の細かなケーススタディは、どこかで読んだ気がするので、実際の勝率がどうなるか、ジェロニモ様に聞いてみましょう。

 

 今回は、以下の4ケースに分けています

  1. 前回の標準仕様。
  2. 属州の購入条件を”とにかく8金出たら買っちゃう”に変更。
  3. 二周目でも4金出たら鍛冶屋を買う。ただし、6金でた場合は金貨を買う。
  4. 二周目で4金以上出たら、とにかく鍛冶屋を買う。

 

例によって、属州場、屋敷場、四人戦、4-3限定、上記の購入優先順調整で10万回のシミュレートをした結果、

  1. 標準仕様勝利が24.81%
  2. とにかく属州勝利が23.76%
  3. 二周目鍛冶屋(ただし金貨優先)勝利が23.08%
  4. 二周目とにかく鍛冶屋勝利が15.56%
  5. 引き分けが7.61%

で、平均決着ターンは14.3ターンでした。

<1>と<3>の比較では、2%弱の差があり、微妙な差ではありますが、二周目鍛冶屋は必ずしもベストとは言えなさそうです。

また、<3>と<4>を比較すると、やはり金量がものを言うステロでは、金貨買えるときに買っておかないと、痛い目をみるということですね。

逆に、金貨買う前に属州を買ってしまうと失速するというイメージで<2>のケースは弱いと思っていましたが、勝率上は大きな差ではありませんでした。ただし、金貨買う前に属州買えるケースはそんなに頻発しないので、そのケースだけ抜き出せば、極端に勝率が悪くなっているかもしれません。その差が約1%の差に現れているのだとすると、やはり8金でても金貨が無難だと思われます。

 

 

 

ターン毎の平均購入勝利点数は以下の通り(赤青緑黄の順に、上記の<1>~<4>に対応)。

標準の赤線に比べて、8金でたら即属州の青線は、その後得点が伸び悩む傾向がはっきり出ています。それでも、勝率的に見劣りしないのは、属州の6点先行のメリットが非常に大きいということなのでしょう。

緑線と黄線は、8ターン目あたりで、鍛冶屋先行購入の効果が購入勝利点平均の差として見えてきます。

こうしてみると、赤青緑の三つは戦略の差というよりは、その一戦一戦のカードのまわり(できるかぎり8金ちょうどで属州を買えるか否か)で勝敗が決まると言えます。

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ターン毎の平均コイン数は以下の通り。ここでも、属州早目購入の青線は顕著に下回っていますが、それでも勝率にほとんど差が出ないのは、”ステロ=勝利点先行購入のメリットを生かす”という観点では、最もステロらしいステロと言えるかもしれません。

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※データ検証には「Geronimoo's Dominion Simulator」(URL:http://dominionsimulator.wordpress.com/)を使っています。ツールの開発者の方々に感謝いたします。