読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

FERRY's game blog

ドミニオンとか アグリコラとか

ジェットストリーム偽造通貨怖い。ジェットストリーム拷問人怖い。

え~と、特殊財宝回の続きですよ。の巻です。

記事タイトルは、三月さんのアップされたニコニコ動画の”ゆっくりがドミニオンするんじゃないかな”シリーズの中でも群を抜いてキレがあり、愛してやまない科白です>”ジェットストリーム拷問人こわい”。”ジェットストリーム隠遁者やだー”というのもありました。 ネタ元動画はこちらをどうぞ(http://www.nicovideo.jp/watch/sm21115969?group_id=38395929)。

あ、でも、ジェロニモ様では偽造通貨のシミュレーションはできません、、、。悪しからず。

 

さて毎度のオマジナイですが、属州場、屋敷場、4人戦、初手ランダム、番手ランダム、10万回のシミュレートで、検証を進めてゆきましょう。

  

<玉璽>

プレイヤー毎に割り当てた玉璽戦術は、(A)6金が出たら金貨優先、(B)デッキの玉璽が0枚ならば6金出ても最初は玉璽優先、(C)と(D)は標準の鍛冶屋ステロです。

  • A / B / C / D / 引分=25.3 / 19.2 / 20.9 / 20.8 / 8.2 % (14.2T)

事前の予想では、(B)の玉璽優先が、その後金貨をすぐに山札トップにおいて、結構いい線いくんじゃないかと思っていたのですが、普通の鍛冶屋ステロよりも勝率で劣る体たらく。やっぱり、鍛冶屋ステロは金量大事です。そう思うと、(A)は勝率が良いですね。ログを見てみると、結構な頻度で「玉璽含んで6金。金貨を山札トップに戻して、次ターン属州購入。」という動きができているようです。ちなみに玉璽を買う枚数に制限は設けていません。どのみち6金出なければ、銀貨を買うアルゴリズムなので、5金でた場合は玉璽購入でOKです。

 

<銀行>

鍛冶屋ステロのアルゴリズムに7金出たら金貨ではなく銀行を買うというステップを加えただけのシンプルなもので、プレイヤー毎に割り当てた銀行戦術は、(A)デッキの金量が10金を超えたら属州購入、(B)デッキの金量が13金を超えたら属州購入、(C)8金でても銀行が0枚なら銀行購入、(D)は標準の鍛冶屋ステロです。

  • A / B / C / D / 引分=24.4 / 19.7 / 25.3 / 17.8 / 7.4 % (14.1T)

(A)と(B)を比べると、属州を買うタイミングをかなり早くする必要があることがわかります。(A)は初期手札に銀貨2枚入れたらもう11金あるので、かなり早い段階で8金でれば属州を買うことになります。(A)にもう1枚金貨を買い足すイメージが(B)になるのですが、5%近く大きく勝利点を落としてしまいます。これは銀行を買い足すことで以降も8金を安定して出しやすい(失速しにくい)ことを示唆しており、金貨を1枚余分に入れるターンを作る判断が、逆に勝利点の遅れを取り戻しにくくしてしまっていることを示しています。

そこで、(C)に属州よりも銀行を優先するアルゴリズムを加えてみると、(A)よりも1%程度勝率が高いことがわかりました。鍛冶屋ステロは3枚ドローですが、ドロー枚数の多いステロ戦術では、銀行最優先がよいようです。

 

<愚者の黄金>

愚者の黄金ではデッキ金量が13金を超えたら属州購入するアルゴリズムが一番強かったのですが、アルゴリズム間で勝率差がほとんど無かったため、愚者鍛冶にいく人数の場合分けを記します。「愚者」は愚者の黄金を購入する鍛冶屋ステロ、「標準」は愚者の黄金を買わない鍛冶屋ステロを表します。

  • 愚者 / 標準 / 標準 / 標準 / 引分=27.0 / 19.6 / 19.9 / 20.1 / 8.0 % (14.1T)
  • 愚者 / 愚者 / 標準 / 標準 / 引分=24.8 / 24.8 / 18.5 / 18.4 / 7.7 % (13.8T)
  • 愚者 / 愚者 / 愚者 / 標準 / 引分=22.1 / 21.9 / 21.8 / 21.1 / 7.1 % (13.9T)

結果は、愚者鍛冶1人だとかなり8%程度の勝率アドバンテージがありますが、愚者鍛冶2人(ノルマ5枚)でも6%程度の勝率アドバンテージがあります。一方で、愚者鍛冶に3人いくと(ノルマ3~4枚)、一気に標準戦略に対する勝率アドバンテージがなくなることがわかります。愚者の黄金は3枚手札に揃ってやっと金貨3枚分と等価になるので、3人が3枚ずつをわけあう形では、結局対戦相手の属州購入で金貨に換えられる運命にあるようです。3人目に愚者の黄金にいくかどうかの判断が難しそうですね。

枚数を集めるために、手先や木こりなど、低価格帯の+購入有のカードで買い占めるのが良いでしょうし、青空市場と一緒に手札に持っていて、青空市場の廃棄時効果で、合計2枚(1枚は山札トップ)獲得するのが気持ちよさそうです。

 

 

 <不正利得>

鍛冶屋ステロへのアタックが強すぎて、取ったもの勝ちになってしまいます。不正利得はとった後、再利用できるアクション(引き上げ水夫や弟子や拡張など)があるとより強いですが、どちらに転んでも、やはり取ったもの勝ちなのは変わらなさそうです。

 

<借金>

借金は、鍛冶屋ステロと組み合わせると、しばしば財宝をサーチして鍛冶屋を流してしまうので、標準の鍛冶屋ステロと比べて勝率は低いケースばかりでした。FERRY自身も、軽圧縮の目的で買った借金がキーカードを流しまくる事態によく遭います。綿密にカウンティングをするか、真珠採り、中庭、偵察員、地図職人あたりと組み合わせて効率よく銅貨を廃棄していく必要がありそうです。

 

 

※データ検証には「Geronimoo's Dominion Simulator」(URL:http://dominionsimulator.wordpress.com/)を使っています。ツールの開発者の方々に感謝いたします。