FERRY's game blog

ドミニオンとか アグリコラとか

[参戦記]ドミニオン日本選手権2018 二日目

さて、引き続いて、本選二日目のレポです。
ここ最近、東ドミリーグに参加させていただいて、弱いながらも拡張ごちゃ混ぜのランダムサプライで研鑽をつんできましたので、なんとか良い結果を得たいものです。

1戦目
 屋敷・属州場
 地下貯蔵庫、金貸し、役人、鍛冶屋、祝祭
 大広間、鉄工所、偵察員、公爵、改良

 4人戦 3番手 1VP 4位

このサプライを見て、村鍛冶コンボ対鉄工所公領公爵かな?と決めつけてしまったのが、そもそもの失敗でした。1番手と2番手は鉄工所銀、4番手は大広間鉄工所、5-2のFERRYは改良地下貯蔵庫でコンボルートへ。事前の見立ては、公領公爵二人、コンボ二人なら、公領公爵側は公領5公爵4屋敷3の38点。コンボ側が属州6公領1で39点あたりでちょうど拮抗しそうですが、それ以外にも鉄工所の三山加速で属州取り切れないうちにゲームが終わってしまう可能性もあったので、公領公爵有利かなと感じていました。しかし、初手5-2から公領公爵に行くのは遠回り、かつ、公領公爵ルート内でアドをとれなさそうなので、意を決してコンボルートに。
まわりの三人は公領公爵に行きそうなので公領4公爵4屋敷3で31点に対して、一人コンボならば属州5以上を取る必要があるので、とにかく圧縮を早く進めながら、パーツ集めの手数を稼ぐために鍛冶屋獲得用の鉄工所を入れながら進めますが、場は鉄工所大広間がマッハで切れる展開で、これは想定外。改良で4金のカードを公領に換える形の公領公爵をイメージしておられるようでした。5-2で入って、2枚目の改良も入れたFERRYのコンボ構築もそれなりの速度でしたが、最後は2番手が3位確の三山枯らしで、地下貯蔵庫が枯れて終了。
またまた、FERRYが憮然としていたのか、2番手の方がすいませんと謝りながら「ターン渡すと(FERRYが属属して)、4位になってしまうので、終わらせました」と説明してくださいました。春の陣でも似たようなことあったし、不機嫌顔で回りにプレッシャ与えるてるのは明白ですね、、、。ほんと申し訳ない、、、。悪人顔は昔からなのでどうか勘弁してくださいまし。
ことプレイに関していえば、途中の10金、8金でパーツ集め継続してたのはFERRYなので、全く誤る必要はないですよ~という旨はなんとかお伝えできたと思いますが、やはり4位回避するために、最低でも8金の方は属州購入すべきでした。それでも、属4まで届かないと1位には追いつけない点差でしたので、やはり、逆転は厳しく、上手く立ち回っても3位止まりだったかなという感じです。

最終デッキ;祝祭x4、鍛冶屋x4、改良x2、鉄工所x1、大広間x1、役人x1、地下貯蔵庫x1、銀貨x4、銅貨x4


2戦目
 屋敷・植民地場
 薬草商、薬師、大学、弟子
 望楼、借金、大市場、ならず者、拡張、鍛造

 4人戦 3番手 23VP 2位

アクション増えるのが大学しかなく、ドローは大学望楼を繰り返すと可能ですが、グレバイをきれいに回すのは、なかなかに厳しそうなので、ならず者は、並べることを意識せず、ハンデスのためにならず者をいれて、白金貨込で植民地を取るのが良さそうです。FERRYは初期デッキ廃棄を弟子と借金に頼りましたが、ダントツの1位を取った2番手の方は、薬師から7金で鍛造を入れつつ、引き切って一気に鍛造で銅貨屋敷を廃棄する方法で圧縮されてました。銅貨廃棄した後の薬師は弟子で4ドローに使えるので、余すところ無く美味しい感じでした。
途中、弟子、望楼の山が枯れ、速いタイミングでの三山を意識しつつの対戦でしたが、みんな弟子のドローのためにポーションを切ってしまっているので、三山目が枯れないという特殊な状況でターンが進んでいきます。
FERRYも運よく9金出たタイミングで白金貨を入れて、1枚植民地を買うことができて、なんとか単独2位。やはり、白金貨は偉大。

最終デッキ;弟子x2、ならず者x2、望楼x1、薬師x1、薬草商x1、借金x1、白金貨x1、銀貨x3、銅貨x4、植民地x1、公領x2、屋敷x1、6VP


3戦目
 屋敷・属州場
 占い師、馬上槍試合、狩猟団、豊穣の角笛
 岐路、公爵夫人、画策、香辛料商人、地図職人、埋蔵金

 4人戦 2番手? 4VP 4位

占い師、馬上槍試合と、紛れの多いカードがある一方で、狩猟団というデッキの安定度を上げつつ、異なる種類のカードを集めやすいドローカードもあって、先に馬上と属州を揃えて、郎党を買った人が勝つやつですね、、、。振り返ってみると、占い師があるので、馬上槍試合のドローが緑に固定されやすく、まず属州に届くように金量を伸ばして、馬上は後からで良かったのですが、途中4金のターンにうっかり馬上をかってしまい、案の定、金貨を入れるのが遅れ、後は上家と下家が属州を買いながら、馬上と揃えるのをぼんやりみているゲームになってしまいました。
全員占い師を入れていたので、キーカードが流れてしまうのはお互いさまなのですが、それにしても4VPって、、、。途中、完全に遅れた状態だったので、ワンチャン角笛で属州複数枚取りをして、順位を挽回できないかと思いましたが、上手くいきませんでした。大会ということを考えれば、1戦目と同じく、少しでも上の順位を取れるように大会用の立ち回りをしないといけませんが、その観点から見ても、上振れしても3位どまりの可能性が高く、後追い角笛が正しかったのかどうかは、自己評価しきれていないところです。
そういえば、一番最初に馬上と属州を揃えた下家は、褒章に名馬を取っておられました。狩猟団をほとんど取っておられなかったので、デッキが回り切らないとの判断だったのかもしれませんが、郎党ではなく、何故名馬だったのか?というところを聞いておけばよかったです。

最終デッキ;狩猟団x4、馬上槍試合x2、占い師x1、香辛料商人x1、画策x1、岐路x1、豊穣の角笛x2、金貨x1、銀貨x1、銅貨x3、公領x1、屋敷x3、呪いx2

さて、ここまで3戦で4位-2位-4位の大会VP3点で、もはやベスト8には届かなくなってしまいました。とはいえ、今回の目標もまずは1勝。しっかりと勝ち点を積み上げることができるように、気持ちを切らさず戦おうと自分に言い聞かせ、4戦目に向かいます。


4戦目
 避難所・属州場
 救貧院、従者、物置、偽造通貨、はみだし者、伯爵
 石工、医者、収税吏、熟練工

 4人戦 ?番手 24VP 同点1位

伯爵ステロ、熟練工ステロ、従者救貧院あたりが見えるサプライで、従者救貧院に行く場合は、圧縮に伯爵を使うか、医者を使うか悩みどころといった感じです。
初手は2-5でした。初手5-2なら、医者の過払いも視野だったのですが、従者・伯爵から入ります。従者・熟練工、従者・偽造通貨も考えましたが、速そうな場なので、終盤の公領力に期待して、従者・伯爵を選びました。廃棄を2回して、引き切り属州+伯爵で公領獲得を組みたかったのですが、2回目の廃棄のタイミングが上手く訪れなかったので、従者で銀貨を多めに入れた、中途半端なデッキになってしまいました。廃棄を伯爵だけに頼らずに、医者を入れてもよかったかもしれません。
唯一の廃棄は、3T目、伯爵銅銅銅草茂屋敷の手札で、通常なら銅貨獲得、4枚廃棄の場面ですが、草茂屋敷で従者を引いてきたくなかったので、銅貨を戻して3枚廃棄しましたが、ちょっと消極的だったかなと思います。

最終デッキ;従者x5、石工x2、熟練工x3、伯爵x1、共同墓地x1、銀貨x8、銅貨x7、属州x3、公領x2


5戦目
 屋敷・属州場
 法貨、騎士見習い、隊商の護衛、複製、雇人
 パトリキエンポリウム、神殿、生贄、技術者、ワイルドハント
 イベント:相続
 ランドマーク:宮殿

 4人戦 3番手? 53VP 1位

銀貨・金貨は騎士見習いを成長させる過程で手に入るのと、圧縮してデッキ回転を上げたいので、神殿・騎士見習いスタート。相続は、ワイルドハントで屋敷を獲得した後に使いやすい隊商の護衛を相続しておくか、成長させてサプライに戻せる騎士見習いにするかと考えていたのですが、デッキが完成した後に生贄の廃棄材にすればよいので、結局相続はしない方針で進めることに。
ワイルドハントの枚数が欲しいサプライなので、途中4金のターンに買った複製はワイルドハントを買うタイミングのみに使いました。とはいえ、トラベラーも成長させたくて、早目に入れたワイルドハントでトラベラーを引いてしまうのは避けたい。ということで、途中1枚法貨を入れています。この法貨はタイミング良く、ワイルドハントドロー後に、トラベラーを使うのに呼び出すことができました。また、宮殿点を考慮して、騎士見習いは2枚体制で、1枚は、まわりがチャンピオンを貼るまではウォーリアーで使って、その後、ヒーローまで進化させて金貨銀貨を獲得します。他プレイヤのウォリアーで、生贄が落ちてしまったのは痛かったですが、+購入の無いサプライで、買い戻す手数が無かったので、ワイルドハントで獲得した屋敷の廃棄は神殿で行うことに。
こうして考えると、早い段階で技術者を入れて、法貨や落とされてしまった生贄をもう一枚獲得するなど、使い勝手が良かったのでは?と、感想戦で話したりしていました。
チャンピオンを貼りつつ、ワイルドハントが3枚取れた後は、属州を買いながら、屋敷が枯れるまでワイルドハントのトークンを稼ぎながらリードを広げます。構築はガバかったと思いますが、圧縮でデッキを薄くした分、中盤~後半に安定して勝利点を稼ぐことができました。

最終デッキ;ワイルドハントx3、神殿x2、隊商の護衛x1、チャンピオンx1、ヒーローx1、複製x1、法貨x1、金貨x2、銀貨x1、銅貨x3、属州x3、屋敷x2、30VP、宮殿1セット3VP


3戦目までが終わった段階で、準決勝の目はなく、モチベーションを奮い立たせるのが大変でしたが、同着1位も含めて、その後2連勝で締めくくることができたのは、多少は地力がついてきたのかなと思います。

 2013 予選 9位、本選42位
 2014 予選50位
 2015 予選12位、本選 2位、ベスト4
 2016 予選免除 、本選22位
 2017 予選36位
 2018 予選23位、本選19位

終わってみれば、決勝まで残った2015に続く、2番目の成績でした。来年はもう一度ベスト8の舞台で戦えるように、もう一度精進したいと思います。

では、みなさん御機嫌よう。FERRYはv活に戻ります。委員長~~~~っ!