FERRY's game blog

ドミニオンとか アグリコラとか

[参戦記]しゃべドミ参戦記(06/24) 基本・陰謀・海辺練習会 備忘録[追記あり]

さてさて、今日も今日とて、しゃべドミに参加してきました。

今回は、ゲームスペース柏木ではなく、都内某所での開催でしたが、のべ13名のプレイヤーが参加されていました。FERRYは用事があったので、16:00くらいから20:30前後までの参加でしたが、合計7戦の振り返りです。

ご存知の通り、ドミニオン日本選手権の開催が7/15~7/16とアナウンスされ、大会詳細がリリースされました。2017年も開催ありがとうございます>HJ様 一方で、予選のレギュレーションは、最新拡張の「帝国」と基本の組み合わせではなく、基本+陰謀+海辺の3拡張からのサプライとなることが発表されました。

基本帝国サプライ時のしゃべドミは、ほぼ1戦1時間で、決着は3山切れというパターンが多かったですが、環境が基本陰謀海辺に変わったこともあってか、回転の早いゲームが多かった気がします(仮面とか仮面とか仮面とか)。あと、特殊勝利点を除けば、素直に属州を目指すケースがほとんどなので、シンプルに構築の腕前とプレイヤ間のかけひきが問われる、ガチなレギュレーションになったかなと思います。

そう、時は満ちました。いよいよ日本選手権に向けて、しゃべドミ基本帝国スイスドロー優勝者として、いきようようと、にほんせん、、しゅけんに、なぐ、、、なぐりこみ、、、。あれ?おかしいな目から鼻水が、っく、、。とまっ、とまらないよぅ、、、。まぁ、あれです。嘉門達夫風に言うと、「ちゃらり~、鼻から牛乳~」というやつです。

いやいや、もちろん、どんなサプライでも、ドンと来いですよ!矢でも鉄砲でも拷問人でも持ってこいってんだ、べらぼうめぃ。ただし、詐欺師氏と巾着切り氏はお帰りを。

そんなこんなで、ヨタはおいておいて、割とズタボロだった、しゃべドミ参戦記に移ります。


サプライ その1(基本第一版+陰謀+海辺)4人戦 3番手 属州枯れ 同着2位
 礼拝堂・木こり・鍛冶屋・玉座の間
 秘密の部屋・共謀者・貢物
 宝の地図・策士・宝物庫

1番手:19 VP:3-4:銀・鍛冶屋(最終手番)
2番手:25 VP:3-4:銀・鍛冶屋
3番手:19 VP:3-4:銀・鍛冶屋(←FERRY)
4番手:19 VP:5-2:共謀者・礼拝堂

最終デッキ;鍛冶屋x2、策士x1、礼拝堂x1、玉座の間x1、秘密の部屋x1、金貨x4、銀貨x2、銅貨x6、属州x3、屋敷x1

策士にはおあつらえ向きのカードが揃いますが、果たして、1番手は、圧縮無し鍛冶屋ドロー秘密の策士ループ、2番手は圧縮策士ループ、3番手のFERRYは圧縮宝の地図策士、4番手玉座の間共謀者鍛冶屋木こり引き切りコンボと四人四様のルートで、非常に面白い対戦になりました。
FERRYの手は、銀鍛冶屋で入って、2周目に金貨が買えたら、そのまま鍛冶屋ステロを睨んでの銀鍛冶スタートでした。3Tに鍛冶屋打って金貨買えるパターンだと属州4枚13Tコースなので、属4公1でギリギリ公領差で勝てるかな?という目算でしたが、鍛冶屋底の2周目山札でしたので、宝の地図と礼拝堂を入れて、5T目に鍛冶屋を打って策士購入と進みます。礼拝で最低限の圧縮をしながら宝の地図を入れ、策士で揃えて16金2購入を2回狙うコンセプトだったのですが、これだと策士をデッキのトップで引けないと弱いので、策士ループを組んだ方が良かったですね、、、。また、圧縮を進める前に宝の地図が揃ってしまったため、銅貨の圧縮が中途半端に、、、。玉座の間と鍛冶屋を入れて、ドローを強化するよりも、銅貨4枚の圧縮をもう一回決めた方が良かったのかと思います。
対戦は順当に圧縮からの策士ループの2番手が勝ったのですが、4番手のデッキも圧縮が事故っていたにも関わらず属州3枚買えていたので、割と拮抗する場だったのかなと思います。
対戦後、感想戦もそこそこに、他の3人がおもむろに銅貨7屋敷3をより分けて、一人回しを始めたのが面白かったです。疑問はすぐに検証!これ大事。

※ということで、帰ってから一人回ししてみましたが、これ、礼拝堂共謀者から玉座の間を入れて、初期デッキ全廃棄して、玉座玉座共謀者共謀者で策士ループ組むのが許容枚数的にも最も安定する、というのが現時点のFERRY的結論です。パーツの競合具合と他のプレイヤの構築速度によって、8金ループで属州早目に取り始めることもできますし、16金ループまで引っ張っても良いです。礼拝堂の廃棄運しだいなところはありますが、2周目に玉座を買えて、礼拝堂沈まなければ相当速いなと、、、。16金ループを目指す場合、途中経過によっては、共謀者の代わりに1枚木こりを入れると購入がさらに増えて、少し終盤の点数行動の選択肢が増えるので、良い感じです。秘密の部屋策士は、玉座共謀者を毎回起動すれば、そこで4金出るので秘密の部屋で捨てる枚数も少なくてすみますが、一人回しした限りでは、無理に秘密の部屋策士しなくても、玉座玉座共謀者共謀者で十分かなと、、、。もちろん、4人とも策士ループになるような場合には、玉座と共謀者のパーツ数が少なくてすむメリットを出せる場合があるかもしれません。また、属州を買っていくと、自動的に出せる金量が増えていくので、最後に13金2購入に届かせて、属州+公領でゲームを終わらせることができるのも主導権を握れるかもしれません。



サプライ その2(基本第一版+陰謀+海辺)4人戦 4番手 三山枯れ(倉庫・貧民街・?) 4位
 工房・泥棒・市場
 中庭・貧民街・橋・改良
 倉庫・海賊船・商船

1番手:21 VP:2-5:中庭・改良
2番手:14 VP:3-4:倉庫・海賊船
3番手:8 VP:4-3:海賊船・倉庫
4番手:6 VP:3-4:工房・海賊船(←FERRY)

最終デッキ;記載忘れ

この対戦は、ダメダメでした。ほんと申し訳ないです。海賊船に3人目入ると早い段階でお互いのデッキの銅貨が無くなって、海賊船側が身動き取れなくなった後どうするかというイメージの無いまま海賊船に入ってしまいました。このあたりのカードは、ほとんどgokoでしか触ってないから、4人戦の感触全然わからなかったです。ダメダメながらも、対戦時は、4番手の海賊船3人目なので、事故らなければパーツ集めの手番不利を覆せるかと工房・海賊船スタートしましたが、案の定3T目に事故るという、、、。
海賊船のコインは、2番手からそれぞれ4/4/3となっていましたが、工房入れた割には貧民街も2枚しか取れず、貧民街海賊船海賊船で属州買うこともままならないという、八方塞がりのゲームでした。反省。
しかし、今見返しても、同じ状況で初手何選ぶか答えが見えないところが致命的。1番手のコンボ構築、もっとよく見て頭にいれておけばよかった。貧民街は2/4/2/2だったので、貧民街2枚でも回せる構築だったんですよね~。市場メインの倉庫2橋2商船1に中庭もあったような気がします。改良で屋敷→3コス→4コスの手際が凄いなと思ってみてましたが、細部を忘れてしまっているのがツラい。

※[追記]1番手の方からツイッターでアドバイスをもらったので、”商船サイクル”ももくもくと一人回ししてみました。しゃべドミ対戦時は、海賊船で銅貨が自動的に圧縮されていましたが、一人回しの際はそういうわけにいかないので、改良を2枚入れて、圧縮する形になります。商船を交互に貼る形で4金を安定して確保しつつ、倉庫で不要カードを流しつつ、市場と橋で属州を買う形です。アクション過多なデッキになるので、貧民街での2ドローは期待できませんが、市場の数を確保できれば、なんとか回せる感じでした。銅貨を自分で圧縮する形でもそれなりの速度は出るので、海賊船がどんどん銅貨を圧縮してくれる環境では、そりゃ強いな~という感じでした。アドバイスありがとうございました。
※実際、一人回しで海賊船からのアタックが飛んでこない場合は、強圧縮よりも金貨を入れる方が断然速いですね。



サプライ その3(基本第一版+陰謀+海辺)4人戦 4番手 属州枯れ 4位
 地下貯蔵庫・研究所・冒険者
 仮面舞踏会・鉱山の村・偵察員・交易場
 抑留・航海士・前哨地

1番手:22 VP:3-4:銀貨・仮面舞踏会
2番手:22 VP:3-4:銀貨・仮面舞踏会
3番手:19 VP:3-4:銀貨・仮面舞踏会
4番手:18 VP:2-5:地下貯蔵庫・交易場(←FERRY)

最終デッキ;研究所x2、仮面舞踏会x1、金貨x1、銀貨x3、銅貨x4、属州x3

仮面ある場で4番手、、、。しかも1人だけ2-5、、、。あかん、、、これは、あかん、、、。
もう泣きっ面に蜂状態です。地下貯・交易場スタートすることで、2周目に仮面を買いつつ、交易場で屋敷2枚圧縮できれば、速度的にはなんとか追いつけるか?と思いましたが、結局は手番どおりの結果となりました。
最終VPを見ていただければわかりますが、さすがはしゃべドミに集まる猛者のみなさん、仮面場で屋敷1枚を残してハナ差負けを避けることを意識されています。FERRYも屋敷1枚残していたのですが、やはりデッキが遅れていたので、手札7金から屋敷を渡して銅貨がくることにかけて属州を買ったケースがあったので、18VPになってしまいました。
このゲームも、あまり語ることが無いのですが、相対的に遅れていたので、金貨1枚で属州買い始める判断をしたことくらいでしょうか。研究所2枚は、正直銀貨の方が良かったかもしれません。
なんだかんだ属州3枚までは取れているので、2-5の初手としては悪くなかったのだと思いますが、少しでも順位を上げるために、例えば、抑留仮面で入って、金貨に呪いを置きつつ、2枚目の仮面を入れるようなパターンを試してみても、良かったのかも。これなら2周目で事故らなければ、銀貨の一手損を取り返すチャンスはあったかもしれません。



サプライ その4(基本第一版+陰謀+海辺)4人戦 2番手 属州枯れ 3位
 民兵・金貸し・冒険者
 大広間・鉄工所・銅細工師
 真珠採り・倉庫・漁村・商船

1番手:24 VP:4-3:民兵・銀貨
2番手:22 VP:4-3:金貸し・銀貨(←FERRY)
3番手:30 VP:4-3:金貸し・倉庫
4番手:20 VP:3-4:銀貨・金貸し

最終デッキ;記録忘れ

金貸し圧縮から、鉄工所2枚入れて大広間の点数を稼ぎつつと思ったものの、1番手の民兵が刺さりまくって、苦しかった、、、。鉄工所から大広間を集める方針は4番手と一緒だったのですが、3着4着になっているところを見ると、3山プレッシャをかける段階で勝利点で先行できていなかったのが全てですね、、、。ドローの無いハンデス場での方針は、よくよく考えないといけないと思いしった1戦でした。結局漁村にしても、倉庫にしても、手札が減ってしまって、民兵飛んでくると何もできなくなってしまうのが問題だったので、、、。
それはさておき、この1戦、策士がいたような気がしていたのですが、サプライ撮った写真には映ってなくて、もはや自分の記憶が信じられなくなっているという、、、。



サプライ その5(基本第一版+陰謀+海辺)4人戦 3番手 属州枯れ 3位
 玉座の間・祝宴・玉座の間・役人
 男爵・寵臣・貴族
 真珠採り・大使・引揚水夫・航海士

1番手:35 VP:5-2:寵臣・真珠採り
2番手:27 VP:3-4:銀貨・引揚水夫
3番手:26 VP:5-2:寵臣・真珠採り(←FERRY)
4番手:25 VP:2-5:真珠採り・寵臣

最終デッキ;寵臣x2、玉座の間x1、真珠採りx2、引揚水夫x1、銀貨x2、銅貨x5、属州x3、公領x2、屋敷x2

今回のダメダメ対戦その2です。寵臣場で3人2-5(5-2)というのも珍しいですが、結果3-4の2番手の方が3枚持っているという、、、。大使を入れて銅貨圧縮をかけたのは、2番手とFERRYの二人だったのですが、やはり4人戦の大使は2人戦と勝手が違いますね。寵臣x2しかとれなかったわりに、玉座と一緒に来てくれることが多かったので、なんとかゲームになりましたが、属州買えるのは、水夫で男爵切ったり、水夫で貴族切ったりしたターンでだったので、なんとも効率の悪い構築でした。
これも、寵臣分け合った後のイメージが不明瞭だったのがモヤモヤの原因。今もって、イメージ浮かんでないのがまずいですが、金量重視で寵臣はまずい手札を流すアクセントくらいに思って回していく感じでしょうか?



サプライ その6(基本第一版+陰謀+海辺)4人戦 2番手 属州枯れ 1位
 村・宰相・金貸し・書庫
 詐欺師・鉄工所・橋
 密輸人・海の妖婆・探検家

1番手:26 VP:4-3:鉄工所・詐欺師
2番手:32 VP:4-3:鉄工所・詐欺師(←FERRY)
3番手:22 VP:3-4:銀・詐欺師
4番手:21 VP:5-2:探検家・パス

最終デッキ;鉄工所x4、書庫x2、村x2、密輸人x2、詐欺師x1、金貨x2、銀貨x5、銅貨x5、属州x4、公領x2、屋敷x3、呪いx1

改めて見てみても、このサプライで書庫で勝ったというと、マジ?ってなりますね、、、。鉄工所詐欺師の初手は、呪い場になりそうだったので、鉄工所で銀貨獲得して、公領力を高めよう。という狙いだったのですが、1番手の詐欺師で3番手の詐欺師が早々に廃棄されたあと、しばらく詐欺師を買う人がいなかったことと、海の妖婆を誰も買わなかったことで、意外と淡々とした展開に。銀貨金貨が豊富に入って、なおかつ、アクションを脇に置きながらドローできる書庫が強い展開になったので、書庫を2枚入れて、書庫を打ったターンに属州を買う展開に。
1番手の詐欺師に銅貨を1回呪いに換えられた以外は、屋敷1回、銀貨→密輸人1回、金貸し→鉄工所1回と、銅貨にあたることが無かったのはラッキーでした。



サプライ その7(基本第一版+陰謀+海辺)4人戦 4番手 属州枯れ 2位
 堀・改築・魔女
 秘密の部屋・詐欺師・仮面舞踏会
 真珠採り・航海士・引揚水夫

1番手:15 VP:4-3:仮面舞踏会・仮面舞踏会
2番手:18 VP:4-3:仮面舞踏会・銀貨
3番手:25 VP:5-2:魔女・堀
4番手:22 VP:2-5:パス・魔女(←FERRY)

最終デッキ;魔女x1、仮面舞踏会x1、金貨x4、銀貨x4、銅貨x8、属州x3、公領x2、屋敷x1、呪いx3

またもや仮面場で2-5を引くも、今回は魔女がありました。パス・仮面も考えたのですが、4番手スタートで1番手・3番手の一手遅れになってしまうので、魔女にいきました。2金の相方は、どうするかいろいろ考えましたが、魔女の底沈み率を下げるためにパスすることに。魔女を3T目に打てれば良いのですが、4T目に打った時にリシャッフルに入れたくない、という理由で3番手は魔女の相方に堀を買っていました。いずれ仮面は入れるので、エンドアクションが3枚になってしまうのが重い気がして、FERRYは堀は選択せず。もうひとつの選択肢の真珠採りについては、対戦時は魔女や仮面で引いてしまうのが嫌で選択肢から除外したのですが、今から思えば、仮面で引いても流してしまえばよいので、真珠・魔女すべきだったかなと思います。秘密の部屋?知らないカードですね!?
魔女側が順調に呪いを撒いたことと、2番手が仮面底ったのか、廃棄が進んでおらず、7金病も頻発していたようで、珍しく魔女側が1着2着を占める形になりました。3番手は、こちらの魔女の呪いまきを2回ほど堀ガードしていたので、その点、デッキの質に差が出来てしまったかな?と思います。



今回のしゃべドミは、あまりにもわからなくて、自信喪失モードになってしまいましたが、気持ちを入れ替えて、予選突破を目指して頑張りたいと思います。

末筆になりましたが、いつもしゃべドミを開催してくださるヒロタシさん、対戦いただいたみなさん、ありがとうございました。