FERRY's game blog

ドミニオンとか アグリコラとか

[参戦記]ドミニオン春の陣2nd(2018/03/25)

きりーつ、きをつけー、こんばんわー、FERRYですーー。

半年ぶりの更新になります。ここ最近のFERRYはといいますと、奥様とキングドミノや宝石のきらめきでほのぼのボドゲしたり、アズールレーンしたり、vtuberの生放送を消化するのに忙しい日々を過ごしたりしていましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか? 輝夜月さんの登場により、一気に認知度が広まった感のあるバーチャルユーチューバー界ですが、御多聞に漏れず、ツイッターのTLで「輝夜月やべー」という情報を得たFERRYは早口言葉回でノックアウトされ、キズナアイ親分を経て、シロイルカ先輩をへヴィーローテーションしていたわけです。そんな日々に、ついにたどり着いたのが、月ノ美兎委員長です。ハロゥイーンに学校の授業中に1時間に1回血反吐を吐くコスプレをしたとか、小学校時代校庭の雑草をフルコンプして食べたとかいう他の追随を許さない個性をおもちのvtuberさんです。

www.youtube.com

設定そっちのけの自由奔放さとにじみ出る生真面目さが同居する人柄に完全にやられてしまっているのですが、東ドミリーグでのふがいない戦いぶりに傷ついたFERRYの心がどんどん浄化されていくのがわかります、、、。

、、、。そう、ドミニオンのブログでしたね。去年の8月から東ドミリーグに参加させていただいているのですが、3部リーグ(Duchy)と4部リーグ(Estate)をいったりきたりの体たらくで、ドミモチベ向上のために参加したリーグ戦だったのですが、ちょっと心折れた感じになっていました。モチベ上がらない時は、無理しない信条なので、ぼちぼちノクターン触りながら、気が向いたらドミニオンオンラインのbot戦をしているようなダラダラとした日々。

そんな中、ながどんさんのこんなツイートが。基本2nd+帝国の大会を開催されるとのこと!

基本+帝国のフォーマットは、去年しゃべドミで経験を積みましたし、しゃべドミスイスドロー大会でも優勝したり、自分の中では得意としている組み合わせです。こ、これはいっちょ頑張ろうじゃあ~りませんか。ということで、桜の花もほころぶ三月末日、大会に参戦してきました。

過去記事でも書いてきましたし、他の方のレポにも詳しいですが、今回も水も漏らさぬ素晴らしい進行&運営でした。大会開催にあたってルールや注意事項などの説明に始まり、卓決めやサプライ発表などの情報をスクリーンに表示し、かつ、ツイッターにも情報を流すことで、混乱なく大会を進めていく様は、○○の陣開催3回目とはいえ、実にスムースでした。主催者のながどんさん、Autoさんをはじめ、運営チームの方々に、改めて感謝の意を表したいと思います。対戦結果をその場でスタッフ兼参加者の方がスマホから入力できるようなツールを作られたり、ランダマイザも他の参加者の方が開発したものを使うなど、大会を開催するサポートツールも充実していました。

さて、大会はスイスドローの5回戦。とりあえずゲン担ぎで優勝コメントを考えるも、秋の陣2017では32人中32位の堂々最下位を取り、自信喪失のマイブロークンハートですので、高望みはいたしません。目標は、最終戦まで緊張感を保つための「1勝」に設定。上振れの目標を「2勝」において臨みます。

<1戦目>
5番卓;4人戦;2番手;13VP 3位
サプライ;家臣、工房、前駆者、村、民兵、役人、研究所、剣闘士/大金、神殿、市街
イベント;凱旋
ランドマーク;壁

ランドマークが壁なので圧縮は必須。ということで、神殿に飛びついたのが大きなミス。民兵が乱れ飛ぶ展開が十分予想されるので、研究所の枚数が必須でした。市街は借金トークンが重いので構築が遅れやすくなるのと、手札3枚では2ドローしかできない可能性が高いので、ハンデスある場ではやはり研究所の方が良さそうです。5金を優先するなら、民兵銀だったなと思います。
民兵ハンデスで、手札3枚の状態から神殿で圧縮するので、全員手が伸びない感じの中、一人民兵を入れていない対面が研究所をがめて、順調に属州を買っていきます。下家は大金を入れて一発逆転を狙っているなか、FERRYの手は工房凱旋神殿デッキを組みたいのか(工房入ってる)、属州狙いにいくのか(金貨入ってる)よくわからない中途半端なデッキで終わってしまいました。いずれにせよ、研究所が1枚しか取れていない段階で構築ミスっているのですが、デッキの方針がブレてしまった1戦でした。

最終デッキ;神殿x2、村2、民兵1、家臣1、剣闘士1、研究所1、工房1、金貨1、銀貨2、銅貨2、13VP、壁のマイナス点0(デッキ14枚)。

<2戦目>
5番卓;4人戦;1番手;4VP 4位
サプライ;礼拝堂、工房、村、改築、密猟者、農家の市場、ヴィラ、元手、王室の鍛冶屋、大君主
イベント;併合
ランドマーク;塔

工房工房は全く見えてませんでした。3山で終わりそうなサプライやな~というぬるい認識しかできず、速攻三山を可能にした塔というランドマークの存在と、ヴィラ、工房、改築というカード群の存在を結び付けて考えることができていなかったので、反省しかありません。この1戦は15分かからずに終わったと思います。
1位になった下家の方が申し訳なさそうに「納得がいかないかもしれませんが」と言っておられたので、もしかしたらFERRYが憮然とした表情をしてしまっていたかもしれませんが、その時は、工房工房で1位になるにはどうしたらよいだろう?ということを考えていました。被ってもヴィラがあるので、工房工房は全くリスクの無い初手であり、パーツ争奪戦を考えると、1番手のFERRYこそが取るべき戦略でしたが、途中で礼拝堂はさんで、軽くデッキ圧縮した方がデッキ軽くなって伸びやすいかな?とも考えましたが、今回の決着を見る限り、追随する人がいる場合は、そんな余裕はなさそうです。
と、ここまで振り返った上で、FERRYの初手は5-2でした。2-5なら礼拝堂・大君主で、圧縮+村鍛冶をみつつ、工房工房の初手が見えた段階で方針変更もできたかもしれませんが、5-2の初手で悩んだ末、大君主を買ってしまいました。速攻3山が見えていれば、工房礼拝堂の初手もあったかもしれませんし、思い切って元手パスから、属州2枚購入を目指した方が、順位期待値は高かったかもしれません。村鍛冶をみてた場合でも、ヴィラ礼拝堂・大君主の方がその後の構築がしやすい初手だったかなと思います。
ゲームの終了タイミングから見ると、2~3卓は速攻三山で決着したのかな?という感じでした。

最終デッキ;ヴィラ1(1VP)、村1、大君主1、礼拝堂1、金貨1、銀貨2、銅貨2、公領1

ここまで、3位4位といいところなく、崖っぷちの心境ですが、ここは、おほほいおほほいと真言を唱えながら、1勝目指して行くぜ行くぜ~ぃ!と空元気を振り絞って頑張るのみです。

<3戦目>
8番卓;3人戦;3番手;52VP 1位
サプライ;礼拝堂、玉座の間、庭園、研究所、職人、戦車競走、農家の市場、生贄、神殿、市街
イベント;征服
ランドマーク;博物館

圧縮して、玉座研究所コンボを組みながら、戦車競走でVP取るか、農家の市場でVP取りながら属州ハイブリッドを狙う路線が見えます。博物館もあるので、できるだけ多様なカードでコンボを組みたいところ。また、コンボを組むうえで、玉座職人が非常に強力なので、早目に6金をだして職人を入れたいところ。
ゲームは、銀礼拝堂で入ったFERRYに対して、他の二人が圧縮に生贄・神殿を選んだため、構築で圧倒的に優位にたてる!と喜んだのもつかの間、問答無用で沈む礼拝堂、心の中で涙を流すFERRY。さらに、下家は3T目生贄で屋敷廃棄、4T目職人購入。上家も5T目には職人購入と順調な様子。2大会連続で最下位はまずい!と、視野が狭くなります。
しかし、そこは腐っても鯛、沈んでも礼拝堂。2枚目の銀貨を差しながら、圧倒的な圧縮速度を武器に戦車競走と玉座を中心にデッキを集めます。戦車競走の引きも素晴らしく、下家の山札から高確率で銅貨を引き当てて、VPとコインを積み上げていきます。中盤~終盤にかけては、玉座職人で山札にアクションを積み込んで、研究所でドローするというループで、危なげない展開で勝利することができました。

最終デッキ;玉座の間7、戦車競走5、研究所3、市街1、農家の市場1、礼拝堂1、職人1、銀貨2、銅貨1、属州1、屋敷1、23VP、博物館22VP(11枚)

<4戦目>
5番卓;4人戦;?番手;35VP 1位
サプライ;地下貯蔵庫、村、金貸し、山賊、女魔術師、剣闘士/大金、城、公共広場、庭師、大君主
イベント;結婚式
ランドマーク;汚された神殿

悩んだ末、初手金貸し・剣闘士で入ります。金貸しは銅貨を圧縮した後使い道が無くなるので大君主で身代わりさせたいですが、女魔術師が貼られる場では、多少アクション過多になっても、大君主で8金分のコストを支払うよりは早く構築できると思い、購入しています。また、剣闘士についても、金貸しと被っても、金貸しを公開することで、高い確率で3金出せると踏んで、エンドアクション2枚の初手を選びました。まぁ、実際に3T目に剣闘士と金貸しは被るわけですがww
序盤、5トークン乗った状態で5金を出して、公共市場+呪いと購入し、6トークンを確保する幸運にも恵まれ、ゲームを優位に進めます。呪い1枚分のデメリットは、公共市場でデッキを回せるおかげで、あまり気になりません。大君主は金貸し、公共市場に加えて、タイミングを見計らって山賊になるなど、フル稼働していました。
ゲームはVPトークンが公開情報で、属州メインで枯れていきましたので、比較的カウントしやすく、2位になった対面との点数差を常に把握しながら進めることができました。最終的には、序盤のVPトークン+序盤の山賊(大君主)で2枚金貨を落とせたこと+こちらの金貨は落とされなかったことと、ラッキーは重なりましたが、1VP差で勝利!目標としていた2勝目をあげて、意気揚々と最終戦に向かいます。

最終デッキ;大君主2、女魔術師2、金貸し1、大金1、剣闘士1、村1、金貨3、銅貨4、属州4、屋敷3、呪い1、9VP

<5戦目>
3番卓;4人戦;4番手;35VP 2位
サプライ;地下貯蔵庫、家臣、商人、鍛冶屋、金貸し、民兵、役人、市場、神殿、資料庫
イベント;大地への塩撒き
ランドマーク;砦

さて、泣いても笑っても最終戦。3番卓なので1位を取れば、ベスト8も見えてくる位置です。今回の参加者は30人(1人途中棄権)ですので、日本選手権の二日目よりは少ないですが、トップには届かないにせよ、やはりできる限り上位を目指したいところです。
さて、ここにきてアクションの増えない、砦の5点の争奪戦もあるステロ場で、ハンデスもあるという、プレイヤ間のインタラクションの強そうなサプライがきました。順番に初手の選択が行われる中で、いろいろ考えることが変わりそうですが、FERRYは4番手。上位手番の方々の選択をじっくり見ることができて、下位手番有利かなーと思っていたら、自分だけ4-3、他の方は3-4でした、、、。銀、銀、銀と購入が進んで、FERRYが一番最初に手の内をさらすことに、、、。
事前の見立てでは、民兵が跋扈するかな?と思っていたので、手札を増やすのに資料庫をみんな取りにいって、4番手の自分は資料庫の枚数を確保できないだろうと予想し、砦の点をできるだけ取りに行くために、まずは役人で銀貨取ります宣言をしました。その後、1番手、2番手が鍛冶屋、鍛冶屋と購入したことで完全に見立てが外れた形になった後、3番手の上家は民兵を取って、方針が出そろいました。
この後、FERRYのミスプレイが続いて、最初の5金で市場を買ってしまい、また、砦の点を意識するあまり、その後も金貨を優先する場面が多く、結果的に民兵の上家に資料庫をガメられてしまいます。鍛冶屋ステロに資料庫は差しにくいので、FERRYが全力カットしなければならなかったのですが、みすみす上家の独走を許してしまいました。
鍛冶屋ステロ組は、鍛冶屋が沈んでいるケースも多く、2位には滑り込みましたが、役人を取った後は、資料庫をある程度とった後、民兵を早目にさして、上家との差が広がらないようにすべきでした。資料庫の調整力で、通常よりは民兵と役人のアクション事故も回避できたかもしれません。銀貨で5VPとれれば、銅貨の5VPは上家にわたして、市場を取る手数分で公領を取るのがベストの立ち回りだったかな、、、と。無念。

最終デッキ;資料庫2、地下貯蔵庫2、役人1、市場1、民兵1、金貨4、銀貨8、銅貨8、属州3、屋敷3、砦5VP(銀貨)

ということで、3位ー4位ー1位ー1位ー2位の結果で、大会VP16点で、全体9位の結果でした。目標としていた2勝も達成できて、上々の結果と言えると思います。なにより、自信喪失の状態を脱するには、十分に勇気づけられる結果でした。
また、日本選手権へ向けて、もう一度ドミモチベを盛り上げて、いろんなドミ会に参加させていただきたいと思います。同卓する方、よろしくお願いします。

それでは、みなさん、きをつけー、ちゃくせきー、FERRYでしたー。