FERRY's game blog

ドミニオンとか アグリコラとか

<Dominion Goko Streaks (ゴコスト) 第19シリーズ> 対戦順/対戦状況[終了]

<Dominion Goko Streaks (ゴコスト) 第19シリーズ>

現チャンピオン:nkさん (gokoアカ:nnn) 王座奪取

第19シリーズ最終戦は挑戦者 nkさんが、チャンピオン かもさんを破り、第41代ゴコストチャンプの座につきました。

巷では、3on3のドミニオンオンライン大会(入穂さん主催)、ドミニオンオンラインの長期リーグ開催(hirotashiさん主催)と、WEB上のイベントも活発になってまいりました。

Dominion Onlineの方はver.2の正式リリースに向けて、熟成が進んでいるようですが、まだまだ問題が残っているようです。「goko」の名前が消えてしまうようで、このゴコストも名称変更の危機に陥っていますが、どのみち正式名称を覚えているような奇特な方もおられないと思われますので、ずうずうしくゴコストのまま継続の予定です。

Ver.2への冒険の実装は夏~秋になりそうだとの噂ですが、ゴコストでも、即効チャンピオン垢で使えるようにする予定ですので、お楽しみに!

第6シリーズより、対戦サプライの選択方法について、事前に準備したサプライを用いる場合は、対戦前に双方の合意を得る必要があることをルールに追加します。双方の合意を得られない場合は、ランダムサプライでの対戦をお願いします。

 当イベントは、対戦結果をブログ等に書いていただく必要はありません。一方で、ブログに記事を挙げておられる方は記事へのリンクを貼らせていただきます。悪しからずご了承ください。

(応募/対戦の基本ルール記事へのリンクはこちら

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第19シリーズ 1戦目挑戦者:ヒロタシさん (gokoアカ:hirotashi:5000)

チャンピオン るあさんが、挑戦者 ヒロタシさんを2-0で破り、連続防衛を3回に伸ばしました。
対戦ログはこちら

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第19シリーズ 2戦目挑戦者:夕凪さん (gokoアカ:yuuna_tu:5500)

挑戦者 夕凪さんが、チャンピオン るあさんを2-1で破り、第39代ゴコストチャンプの座につきました。
対戦ログはこちら

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第19シリーズ 3戦目挑戦者:かもさん (gokoアカ:test00test:5200)

挑戦者 かもさんが、チャンピオン 夕凪さんを2-0で破り、第40代ゴコストチャンプの座につきました。
対戦ログはこちら

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第19シリーズ 4戦目挑戦者:nkさん (gokoアカ:nnn:5000)

挑戦者 nkさんが、チャンピオン かもさんを2-0で破り、第41代ゴコストチャンプの座につきました。
対戦ログはこちら

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第18シリーズ出場者は最終戦のチャンピオンを除いて、第20シリーズより再度挑戦いただけます。第19シリーズには参加できませんので、ご了承ください。

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<名誉の殿堂~Goko Streaks Hall of Fame~>

[最多連続防衛回数]8回:akatanana(第6代王者)

[Goko Streaker(5連続防衛)]akatanana(第6代王者)

[Goko Streak Knight(10連続防衛)]該当者無し

[Goko Streak King(100連続防衛)]該当者無し

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[最多通算勝利回数]15回:yudai214

[10人斬り(通算10回勝利)]yudai214 YOSHIBALL

[20人斬り(通算20回勝利)]該当者無し

[50人斬り(通算50回勝利)]該当者無し

[100人斬り(通算100回勝利)]該当者無し

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<歴代チャンピオンの間~Goko Streaks Champions~>

第01代:sopianent

第02代:hirotashi

第03代:Napier

第04代:hiroki 防衛3回

第05代:JAVA SPARROW (通算1勝)

第06代:akatanana 防衛8回 (通算9勝) (在位中に公使、総督、錬金術、収穫祭、異郷を獲得)

第07代:kassy 防衛2回

第08代:yudai214 防衛4回

第09代:YOSHIBALL 防衛2回

第10代:hiroki [2回目] 防衛2回

第11代:yuuna_tu 防衛4回 (通算5勝) (在位中に暗黒時代、ギルドを獲得)

第12代:yudai214 [2回目] 防衛1回

第13代:sopianent [2回目] (通算2勝)

第14代:Napier [2回目] 防衛1回

第15代:FurudeRika 防衛1回 (通算2勝)

第16代:YOSHIBALL [2回目]

第17代:RUA

第18代:hirotashi [2回目] 防衛4回

第19代:yudai214 [3回目] 防衛2回

第20代:pizza13 (通算1勝)

第21代:YOSHIBALL [3回目] 防衛4回

第22代:RUA [2回目] (通算2勝)

第23代:Napier [3回目] (通算4勝)

第24代:dawn_harbor 防衛1回 (通算2勝)

第25代:yudai214 [4回目]

第26代:RUROI 防衛3回

第27代:YOSHIBALL [4回目]

第28代:engirebn (通算1勝)

第29代:nnn 防衛2回 (通算3勝)

第30代:kassy [2回目] (通算4勝)

第31代:yudai214 [5回目] 防衛3回(通算15勝)

第32代:YOSHIBALL [5回目]

第33代:RUA [3回目] 防衛1回

第34代:hiroki [3回目] (通算8勝)

第35代:hirotashi [3回目] 防衛1回 (通算8勝)

第36代:RUROI [2回目] (通算5勝)

第37代:YOSHIBALL [6回目] 防衛1回 (通算13勝)

第38代:RUA [4回目] 防衛3回 (通算8勝)

第39代:yuuna_tu [2回目] (通算6勝)

第40代:test00test00 [1回目] (通算1勝)

第41代:nnn [2回目] (通算4勝)

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<歴代チャンピオンの間~ゴコストU-52杯~>

第01回大会優勝者:RUA

<Dominion Goko Streaks (ゴコスト)> 第17シリーズまでの勝率まとめ

どもどもFERRYです。

ツイッター上で、ゴコストの先手後手勝率のデータについて、お問い合わせがありましたので、ついでに第17シリーズまでのゲーム勝ち数(2勝先取の勝ち負けではなく、各ゲーム単位まで遡った勝ち数)をまとめてみました。

先手は116勝、後手は93勝。百分率に直すと先手55.5%、後手44.5%の勝率になりました。ODAさんとゆぅくりっどさんの対戦は、FERRYが入った変則3人戦でしたので、先手後手の集計からは省いています。

また、ゲーム勝率で見たゴコスト四天王はYOSHIBALLさん、ゆぅくりっどさん、ヒロキさん、むーろんさんとなっています。

特に全体勝率1位でもある、YOSHIBALLさんの後手勝率の高さは特筆すべきものがあると思います。

f:id:zFERRY:20150816163124j:plain

データまとめスキーなので、また違った形でゴコスト関連のデータはまとめていきますですよ。

ドミニオン日本選手権2015 参戦記 他の方の記事まとめ+【オマケ】[追記あり]

早くも、ドミニオン日本選手権2015から1か月経とうとしていますが、いかがお過ごしでしょうか?

この記事では、他の出場者の方のブログ記事などまとめてみようと思います。リンク貼らせていただく方には別途連絡しますが、リンク貼らないで欲しい等ありましたら、ご指摘ください。

以下、順不同です。ご了承ください。順不動と誤変換しやすいので、気を付けてくださいww

【準決勝進出者】

<ヒロキさんのゆる〜く楽しくドミニオン

優勝者ヒロキさんのブログです。一度、”ゆる~く楽しく”という言葉の定義を確認してみたいと思わずにはいられないほどガチで熱い記事が並んでいます。
過去記事も、中級者の壁を超えるために必要な気づきを与えてくれるような、慈愛に満ちています。


<かぼペンさんのドミニオン、今日の感想

決勝卓で同卓したかぼぺんさんのブログです。普段はドミニオンオンラインの対戦譜を紹介されています。
Aパートが1日目予選、Bパートが2日目本選、Cパートが準決勝&決勝です。


【予選午前組】

<やおやさんのゲームやりこみ攻略の八百屋

予選午前の部を17位で突破されたやおやさんの記事です。拡張ごとのカード評価もためになりますが、密かに全戦術入場のファンです。


<Autoさんのautopp.md

予選午前の部を突破されたAutoさんのブログです。
大会は初めてとのことですが、iso時代を知る古強者じゃないですかやだー。日本選手権の前週の木ドミミニトナメでも同卓させていただきました。


<モハリモさんのhttp://moharimo.hatenablog.com/

今回は残念ながら予選突破なりませんでしたが、阪ドミ四天王(何人いるかは知らない)の一人にして、goko(ドミニオンオンライン)でも上位実績を挙げられているモハリモさんの記事です。
いつもモグリでもお世話になっています。


【予選午後組】

<ほとの。さんの漫画読みな日常

予選午後の部を9位で突破されたほとの。さんのブログです。
普段はほぼドミで鍛錬を積んでおられるとのこと。ドミニオンオンラインの大会とかでお会いできると嬉しいです。
関西には、阪ドミや京ドミもありますし、リアルの機会もありますよ~。


<ハムさんのよくあるよくある

予選午後の部を突破されたハムさんの記事です。2014年も予選突破されてますね。
bot相手の練習が多い、との事ですが、やはり、住むところなどによっては、そういう環境の方が多いですよね。


<nkさんのnk377の日記

言わずと知れた、ドミニオンブログ界の第一人者のお一人です。今回の記事はあっさり味ですが、圧倒的な過去ログの積み重ねには畏敬の念を禁じえません。
最近、ドミニオンを初めて、強くなりたいと思っている方は、一日かけて読んでみるのが良いのではないでしょうか?
[追記]後日、レポートが追加になりました。FERRYの本戦レポに誤りがあったので、訂正します。


<へやきたさんのへや記た。

予選午後の部を突破された、阪ドミ勢のへやきたさんの記事です。
ツイッターのアイコンが似すぎていて、初めてお会いするのにご本人だとわかってしまいました。
TOEICの必勝法が載っていたので、自分も800点目指そう。


<むーろんさんのホーム・アローン(一日中,室内)

今回は残念ながら予選突破なりませんでしたが、優勝者のヒロキさんが「このブログを読んで強くなった」と明言されているむーろんさんのブログです。
直接的なデッキの構築に関する言及は古い記事にまで遡る必要がありますが、FERRYも勉強させてもらいました。


<ヒロタシさんのドミニオンの日々

今回は残念ながら予選突破なりませんでしたが、ドミニオンブログ界の第一人者のお一人です。
木ドミリーグ、木ドミミニトナメなど、数々の実績を残されており、過去記事も内容充実です。数々のカード組み合わせによる一人回しの速度情報の充実度合は随一!
こちらも、最近、ドミニオンを初めて、強くなりたいと思っている方は、一日かけて読んでみるのが良いのではないでしょうか?


【その他】

ドミニオン日本選手権2015懺悔室>
YOUTUBEに項目だけありますが、残念ながら、今年は録画がスタートしなかったとのことで、u-streamで放送されていました。
そして、またまた残念なことに、u-streamの放送は録画されていなかったとのことで、ライブで見ていた人だけが楽しめたという、激レア放送となりました。放送お疲れ様でした。
本戦の執事銀、執事執事スタート論争、決勝卓の5金どうする?等、是非是非識者の意見を聞いてみたかった。

google先生ツイッターで検索かけてみた感じでは、こんな感じですかね? ツイッター上で振り返りをしていた方は確認しきれていないのです。



【おまけ】
おまけとして、時間が無い壮年wサラリーマンのドミニオン練習法を記しておきます。おそらく、初級~中級の入り口くらいの方にとっては、参考になる部分もあるかもしれません。中級から上を目指す方は、リアル/ネットは問わず、とにかく強い人と対戦を積むことだと思います。

時間がないので、一人回しが中心なのですが、漫然と一人回ししても仕方がないので、ある程度テーマを決めてやってます。速度把握や特殊勝利点の立ち回りなど、基本的な部分の知識に関しては、ここ2年ほど自分でも研究してみたりしていますが、てっとり早いところでは、ドミニオンマニアックス三部作読みましょうww 木ドミの回し者でもなんでもないですが、やはり圧倒的なデータ量と特にドミニオンマニアックスZEROの巻末の各カード解説は神コンテンツです。暗黒時代とギルドと冒険に関する記述はないのですが、ここに書いてあるような各カードの本質について、自分で考えてみるのも力になると思います。

さて、一人回しは、WEB上のほぼドミ、および、AndroidのAndrominionを使っています。後者はすでにPlayストア上ではダウンロードできなくなっていますが、開発ページではVer4.01が入手できるようです。公式のドミニオンツールではないので、リンクは貼りませんが、いつも作者の方には感謝しております。んで、練習の肝は「ドミニオンシャッフル」というランダマイザです。実は、こちらもPlayストア内でダウンロードできなくなっているのが残念です。他にも同様な機能を持つツールはあると思うので、各自探してみてください。その機能とは、細かい設定の充実なのですが、「デッキ圧縮」「呪い+」「アクション2+」「コイン+」「購入+」「獲得」「特殊勝利点」などの属性を持つカードを入れる枚数を任意に調整できるので、例えば特殊勝利点の練習をしたい場合は「特殊勝利点」を最低1枚入れる設定にします。今回の「基本+異郷」環境では、シルクロードと庭園と坑道が特殊勝利点としてありましたので、シルクロード固定、坑道固定、特殊勝利点2枚などの設定にして、基本+異郷のサプライをランダムで練習していました。個別カードの固定は、他にも、よろずや固定でステロの練習をしたり、よろずやと他のカード(オアシスや金貸しなど)の組み合わせの練習をしたり、魔女よろずや固定で呪い撒きに対するよろずやの立ち回りを見極めたりしていました。
日本選手権対策以外にも、コンボ構築の練習のために「デッキ圧縮」「アクション2+」「購入+」「獲得(改築などの購入以外でカード獲得できるカード)」「カード+」をそれぞれ最低1枚入れるようにして、”最初のゲーム”的な村鍛冶パーツを改築で集めるような引き切りをいろんなパターンで練習したり、寵臣固定のコンボ構築、ネズミ+廃棄固定のコンボ構築などを練習していました。

Androminionでの一人回しのメリットは、場所を選ばず、また、短時間で回数を回せる。テーマを決めて練習できる。というあたりが挙げられます。一方で、デメリットは、自分の発想以上の気づきが得られにくい、comが思い通りには動いてくれないので、呪いまきや廃墟まきや対コンボの練習などができない、数がこなせる反面カウンティングが雑になる、等があり、一人回しでは伸ばせない能力も多くあります。特に、自分の発想以上の気づきが得られない。というのはかなり本質的な問題なので、やはりリアルドミニオンドミニオンオンライン等で、上手い人と対戦するステップはどうしても必要になってきます。

後、コンボ構築の練習は、リアルカードを使って、山札フルオープンにして、そのデッキ周回の購入計画をシャッフルのたびに立てる練習なんかもしました。準備が大変なので、回数こなすのは難しいですが、”デッキの内容を把握する”、”山札の内容を予想して構築計画をたてる”、”引きの差によるバラつきをカバーする立ち回りを考える”等の力を鍛えることができたと思います。

ま、練習法は人それぞれですし、誰しもが日本選手権を目指す必要はないのですが、「勝つと楽しい」というのは、すべてのゲームの根源的なモチベーションだと思いますので、なにかのお役に立てればと思います。

[追記]
ドミニオン上達に関するtogetterです。

togetter.com

togetter.com

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ドミニオン日本選手権、過去のtogetterです。

togetter.com

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ドミニオン世界選手権、過去のtogetterです。

togetter.com

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<Dominion Goko Streaks (ゴコスト) 第18シリーズ> 対戦順/対戦状況[終了]

<Dominion Goko Streaks (ゴコスト) 第18シリーズ>

現チャンピオン:るあさん (gokoアカ:RUA) 防衛2回

第18シリーズ最終戦はチャンピオンるあさんが、挑戦者ソピアネントさんを破り、自身の防衛記録を2回に伸ばしました。

次シリーズでは、ゴコストチャンピオンのジンクスと化している防衛記録5回を突破できるでしょうか?

巷では、ドミニオン日本選手権2015が開かれ、ゴコスト第4代、第10代、第15代、第34代と4度の王座に輝いていた東ドミのヒロキさんが優勝を飾りました。おめでとうございます。ゴコストチャンピオンから日本選手権優勝者が出ましたので、いよいよこのゴコストもドミクラスタの登竜門的な風格が出てまいりました。良きかな良きかな。

Dominion Onlineの方はver.2の正式リリースに向けて、熟成が進んでいるようですが、まだまだ問題が残っているようです。「goko」の名前が消えてしまうようで、このゴコストも名称変更の危機に陥っていますが、どのみち正式名称を覚えているような奇特な方もおられないと思われますので、ずうずうしくゴコストのまま継続の予定です。

Ver.2への冒険の実装は夏~秋になりそうだとの噂ですが、ゴコストでも、即効チャンピオン垢で使えるようにする予定ですので、お楽しみに!

第6シリーズより、対戦サプライの選択方法について、事前に準備したサプライを用いる場合は、対戦前に双方の合意を得る必要があることをルールに追加します。双方の合意を得られない場合は、ランダムサプライでの対戦をお願いします。

 当イベントは、対戦結果をブログ等に書いていただく必要はありません。一方で、ブログに記事を挙げておられる方は記事へのリンクを貼らせていただきます。悪しからずご了承ください。

(応募/対戦の基本ルール記事へのリンクはこちら

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第18シリーズ 1戦目挑戦者:YOSHIBALLさん (gokoアカ:YOSHIBALL:5000)

挑戦者YOSHIBALLさんが、2-1でチャンピオン ルロイさんを破り、第37代王者に!
対戦ログはこちら

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第18シリーズ 2戦目挑戦者:むーろんさん (gokoアカ:yudai214:5500)

チャンピオン YOSHIBALLさんが、2-0で挑戦者むーろんさんを破り、初防衛!
対戦ログはこちら

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第18シリーズ 3戦目挑戦者:るあさん (gokoアカ:RUA:5700)

挑戦者るあさんが、2-0でチャンピオンYOSHIBALLさんを破り、第38代王者に!
対戦ログはこちら

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第18シリーズ 4戦目挑戦者:ソピアネントさん (gokoアカ:sopianent:5200)

チャンピオンるあさんが、2-1で挑戦者ソピアネントさんを破り、防衛回数を1回としました。
対戦ログはこちら

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第18シリーズ 5戦目挑戦者:nkさん (gokoアカ:nnn:4800)

チャンピオンるあさんが、2-0で挑戦者nkさんを破り、自身の防衛記録を2回に伸ばしました。
対戦ログはこちら

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第17シリーズ出場者は最終戦のチャンピオンを除いて、第19シリーズより再度挑戦いただけます。第18シリーズには参加できませんので、ご了承ください。

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<名誉の殿堂~Goko Streaks Hall of Fame~>

[最多連続防衛回数]8回:akatanana(第6代王者)

[Goko Streaker(5連続防衛)]akatanana(第6代王者)

[Goko Streak Knight(10連続防衛)]該当者無し

[Goko Streak King(100連続防衛)]該当者無し

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[最多通算勝利回数]15回:yudai214

[10人斬り(通算10回勝利)]yudai214 YOSHIBALL

[20人斬り(通算20回勝利)]該当者無し

[50人斬り(通算50回勝利)]該当者無し

[100人斬り(通算100回勝利)]該当者無し

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<歴代チャンピオンの間~Goko Streaks Champions~>

第01代:sopianent

第02代:hirotashi

第03代:Napier

第04代:hiroki 防衛3回

第05代:JAVA SPARROW (通算1勝)

第06代:akatanana 防衛8回 (通算9勝) (在位中に公使、総督、錬金術、収穫祭、異郷を獲得)

第07代:kassy 防衛2回

第08代:yudai214 防衛4回

第09代:YOSHIBALL 防衛2回

第10代:hiroki [2回目] 防衛2回

第11代:yuuna_tu 防衛4回 (通算5勝) (在位中に暗黒時代、ギルドを獲得)

第12代:yudai214 [2回目] 防衛1回

第13代:sopianent [2回目] (通算2勝)

第14代:Napier [2回目] 防衛1回

第15代:FurudeRika 防衛1回 (通算2勝)

第16代:YOSHIBALL [2回目]

第17代:RUA

第18代:hirotashi [2回目] 防衛4回 (通算6勝)

第19代:yudai214 [3回目] 防衛2回

第20代:pizza13 (通算1勝)

第21代:YOSHIBALL [3回目] 防衛4回

第22代:RUA [2回目] (通算2勝)

第23代:Napier [3回目] (通算4勝)

第24代:dawn_harbor 防衛1回 (通算2勝)

第25代:yudai214 [4回目]

第26代:RUROI 防衛3回

第27代:YOSHIBALL [4回目]

第28代:engirebn (通算1勝)

第29代:nnn 防衛2回 (通算3勝)

第30代:kassy [2回目] (通算4勝)

第31代:yudai214 [5回目] 防衛3回(通算15勝)

第32代:YOSHIBALL [5回目]

第33代:RUA [3回目] 防衛1回

第34代:hiroki [3回目] (通算8勝)

第35代:hirotashi [3回目] 防衛1回 (通算8勝)

第36代:RUROI [2回目] (通算5勝)

第37代:YOSHIBALL [6回目] 防衛1回 (通算13勝)

第38代:RUA [4回目] 防衛2回 (通算7勝)

ドミニオン日本選手権2015 参戦記 二日目準決勝&決勝

さて、少し間が空きましたが、いよいよ準決勝以降のレポートです。あまりにも中身覚えていないので、他の方のレポが上がるのを待って、記憶を補完するムーヴですww

8人の準決勝進出者は、予選順位上位から、みなせさん、FERRY、ヒロキさん、久住さん、伊藤さん、かぼペンさん、マルクさん、笹島さんです。いまいち把握できてなかったのですが、後から聞いたところによると、木ドミ系の方が5人、東ドミ系の方が2人だったみたいですね。FERRYは弱小派閥のゴコス党(議席1)で孤軍奮闘であります。

※準決勝から、確定でお名前がわかるので、登録されていたお名前でお呼びしています。そして、このとき、実は、ゴコス党の影の刺客は、埋伏の計によって、ひっそりと潜んでいたのです。

予選上位から順番に、A卓、B卓の好きな席を選んでいくのですが、結果A卓はみなせさん、久住さん、かぼペンさん、マルクさん。B卓はFERRY、ヒロキさん、伊藤さん、笹島さんとなりました。ここまでの対戦と同じく、できることを確実にやっていくのみです。

 

準決勝は、手札に配られた9枚の王国カードを1枚ずつ場に出していくドラフト形式です。3番手→4番手→1番手→2番手の順にカードを出していくので、3&4番手は3枚、1&2番手は2枚カードを出せることになります。準決勝は、各拡張から1枚ずつの合計9枚。決勝は全拡張からランダムで9枚の手札が配られました。

去年の日本選手権の形式と一緒なわけですが、この形式は早稲田の理工展杯の決勝で行われていたのを見ていたのと、gokoオフ内のミニトナメでyzxさんが主催してくださった場で経験していたので、オタオタせずに臨むことができました。やっぱ、経験って大事!

 

準決勝

1番手、2位

伊藤さん→笹島さん→FERRY→ヒロキさんの順に

物乞い→狂信者→蝋燭職人→広場

オアシス→熟練工→よろずや→玉璽

船着き場→望楼

 

手札に配られたのは寵臣、見張り、弟子、地下貯蔵庫、銀行、収穫、よろずや密偵、蝋燭職人の9枚。1番手の有利を生かすためによろずやを入れて、7金病よさらばで蝋燭職人を入れると、方針は早々に固まりました。5-2でも、4-3でも対応可能な、上々の手札でドラフトに臨めます。

1順目、物乞い、狂信者ときましたが、廃墟撒きにも安定のよろずやが手札にあるので安心の対応です。ヒロキさんがトークンカードあれば必ず出す宣言していましたが、まずは蝋燭職人を出して、様子を見ます。広場が出て、蝋燭広場よろずのコンボまで見えました。

2順目はオアシスから。オアシスもよろずやとの相性のいいカードですね。熟練工の後、満を持してよろずやを出します。2順目最後は玉璽。ここまでのところ、手番差有利を加速させるカードが並んでいます。

3巡目は手番差を覆すためにどんなカードが出てくるかでしたが、船着き場、望楼で10枚のカードが揃いました。+Buy有、村有、ドロー有、トークン有、廃墟撒きあり、リアクション有と、ちょっとよろずやが丸すぎる感はありますが、なんでもできそうなサプライでゲームスタートです。

蝋燭商人、広場でトークンをためつつ、よろずやで手札枚数回復。広場でアクションは出せるので、よろずやで増やした銀貨を船着き場で引いてくる。ような構築をしようと方針を決めます。このあたり、船着き場ではなく2枚目のよろずやの方がよかったかもしれません。よろずやステロの場合、銀銀銀銅の7金パターンがネックですが、トークンがあるので万全!のはずでしたが、、、。

初手は、FERRYを含めて蝋燭よろずが3人と、もう一人は蝋燭船着き場でした。蝋燭よろずの3人は想定している展開はほぼ同じでしょうから、後は3枚目以降のアクションカード購入の選択が勝敗をわけそうです。

蝋燭商人でBuyは出るので、10金出して属州と屋敷、もしくは、13金出して属州と公領とマルチポイントが狙えるのと三山切れの展開でも一気に2~3枚カードがなくなる可能性があるので、終了タイミングに注意です。FERRYは広場を2枚と蝋燭を入れて、そのあと船着き場を入れる、トークン重視型です。ヒロキさんは船着き場の後、金貨を入れていく金量重視型。トークンは少な目でも7~8金を安定して出していく作戦のようでした。

FERRYのデッキは引き自体はよく、広場(銅→1TK)蝋燭広場(銅→1TK)よろずみたいな連携が2~3回できて、トークンは10個くらい貯まっていたのですが、仕掛けるタイミングが遅く、ヒロキさんに大きくリードを許します。やはり、金貨強い。

笹島さんが途中から狂信者を入れ始めて、廃墟がたまっていきますが、よろずやがあるので、望楼ガードは必要ないと判断。準決勝は2着に入ればいいので、伊藤さんに対して勝利点リードをすること考えていました。

トークンは貯まっていたので、蝋燭を2回打って9金3buyの状況でトークンを7枚使って属州を2枚買いします。この時点でFERRYのデッキには後述する廃棄ミスのため、屋敷が2枚残っていました。後、トークンが2枚、1Buy余っていて、残りの属州は2枚。この時、勝利点で7点分、伊藤さんをリードしているという認識で、13金2Buy出されたら負けると思っていたので、属州が次の自分の手番まで回ってくる可能性も考慮して、次のターンに2トークン余らせたのですが、ヒロキさんと伊藤さんの残り山札の中身をカウンティングできていれば、屋敷を購入できていたかもしれません。

カウンティングまでできていなくとも、廃棄置き場をちゃんと見て、伊藤さんが屋敷を何枚破棄しているのか確認した上で、廃墟でデッキが膨らんでいる状況では13金は出ないだろう。という予測の元に、屋敷を買うべきだったと思います。

最終的に、ヒロキさん、伊藤さんが属州を購入して、ヒロキさんがダントツの1位。伊藤さんと同一勝利点同一ターン数の同点2位でしたが、予選上位のFERRYが決勝進出となりました

この準決勝は、もうひとつやらかしていて、序盤、広場でアクションを出した後、よろずやを打って、5枚の手札には屋敷と蝋燭商人がありました。ここで屋敷を廃棄せずに、蝋燭商人を打ってしまう痛恨のミス。一気に頭に血が上り、頭の中真っ白です。ここで、FERRYは同卓者のひとりに「蝋燭商人打っちゃったんですけど、今から屋敷廃棄できませんよね?」と確認する暴挙に、、、。自分でも、処理が巻き戻ることを期待していたわけではなく、とにかく落ち着くための時間が欲しかったのですが、潔くない態度でした。身内同士の対戦であれば、場合によっては許してもらえる場合もあるのかもしれませんが、公式の大会の場ではありえないですね。

ただ、ここで、前週の木ドミミニトナメの入穂さんのマナー関連の話や、TLに流れてきたひらくさんのツイートを思い出して、ジャッジに裁定を仰ぎました。プレイの手順上のルールミスがあったわけではないので、聞かれたジャッジの方も困ったでしょうが、当然のごとく、屋敷は廃棄できず、後のプレイを続けました。この件に関しては、仮に屋敷を廃棄してもよいという裁定が下っていたら、ゴネ得の誹りを受けていたでしょうし、悪い前例を作ってしまうところでした。正しく判断いただいたジャッジの方に感謝するとともに、同卓した方にお詫び申し上げます。

 

さて、いよいよ目標としていた決勝の場です。それまでは島ごとに配置されていた机が並び替えられて、決勝卓を囲むようにギャラリー用の椅子が配置されて、ちょっとしたアリーナのような雰囲気を醸し出しています。プレイヤ4人の両側にジャッジが2人座っていて、ドラフトの準備をしておられます。緊張はしていましたが、東ドミ、木ドミの方々と同卓するアウェイ感を感じずにすんだのは、会場に来ていた家族のおかげかなと思います。

決勝進出は、みなせさん、FERRY、ヒロキさん、かぼペンさんの4人。先に2勝した人が勝ち、というわかりやすいルールで、一旦座席が決まると、その後4→3→2→1→4・・・の順番に手番が回って、最大5戦を戦います。すなわち、1戦目が2番手だったら、2戦目は1番手、3戦目は4番手となります。ここでも、予選上位から好きな場所に座ってよいルールだったので、FERRYは2番目に座席を決めます。また、予選1位が、最初に何番手から手番を始めるかも決めることができます。

FERRYが予選1位だったら、頭3戦のうち2戦を手番有利で戦える、2→1→4か3→2→1を選ぶな~。FERRYがみなせさんの下家に座ると3→2→1か4→3→2の手番になるのが濃厚かな~。と考えながら、みなせさんの下家の位置に座ります。

決勝卓に座って見る周りの景色は、素晴らしいものでした。四方から注目を浴びる舞台でドミニオンをできる幸せを噛み締めながら、「最後まで諦めないゾ!」と心に誓うのでありました。

 

さて、この2勝したら優勝というルールは初めての体験だったのですが、メタな思惑全開で、立ち回りを考えていました。2位になっても意味がないので、極端な話捨てゲームを作らざるを得ない場合があるでしょうし、その場合に、誰が1位になると都合がいいのか?を考えながらプレイすることになります。誰かが既に1勝している場合、その人に勝たれると優勝が決まってしまうので、1位の見込みが無くなったゲームでは、積極的に邪魔をしていく必要があります。

 

 

決勝1戦目

3番手、4位

FERRY→ヒロキさん→かぼペンさん→みなせさんの順に

密輸人→役人→偽装通貨→銅細工師

鉱山の村→襲撃者→開発→狂信者

見張り→航海士

 

鉱山の村、密輸人、見張り、貢物、交易場、狩猟団、橋、使い魔と、うろ覚えで玉座の間の手札でした。狩猟団という場を支配しそうなカードはありますが、上位手番に集められると厳しいので却下。今思うと、まぎれの余地がある使い魔はピックアップしておくべきだったかもしれません。gokoオフの時も、下位手番なら呪い撒きを出すべき。みたいな議論をしていたのを今思い出しましたww

当日は、3番手ということで、まずは下位手番有利な展開を期待して密輸人を出します。役人、偽造通貨、銅細工師ときて、2順目は偽造通貨の+Buyが見えたので、コンボよりの展開を期待して鉱山の村を出したのですが、続いたのは襲撃者、開発、狂信者。廃墟がばら撒かれる展開が見える中、3順目を見張りと交易場で悩んでいました。交易場は初手2-5を出した人が優位に立つと思い、下位手番ならワンチャン狙って出そうと思っていたのですが、相方の2金で取れるカードがまだ見えてなかったので、日和って、見張りにしてしまいました。3番手で1位とれれば上々なので、自分だけ2-5を引く都合の良い展開力を期待して、交易場にすべきでした(わかりやすい後出しフラグ)。

さて、サプライも決まって、手札を見る、、、。2金ですか、、、。そうですか、、、。交易場、、、。そうですか、、、。お疲れ様でした、、、、、、。しか~し、前に進まねばならないので~す。戦いは始まってもいないので~す。

かぼぺんさん、みなせさんは、襲撃者-見張りスタート。FERRYは1T目パス、ヒロキさんは銀を取って、FERRYの2T目。5金は通常なら狂信者ですが、上位手番二人が襲撃者を取っている以上、ここでFERRYが狂信者に行けば、ヒロキさんは手を上に伸ばす方向で、金量マシマシでくるでしょう。廃墟5-5-10-10をヨシとするか、ヒロキさんに仕事を押し付ける形で襲撃者を買わせることができるか、選択肢を預ける形で、偽造通貨を購入します。その瞬間、かぼペンさんからは、声にならないようなうめき声があがっていました。ヒロキさんは襲撃者購入。やはり、廃墟5-5-10-10は厳しいと見たようです。

2周目は、見張りと鉱山の村。見張りは、初手見張り見張りで強圧縮かけにいく場合以外は、もう一つ信頼性に欠けるかな?というか、いろいろトラウマあるよな~、という評価なのですが、上手く捌けることを期待して購入。一方、鉱山の村は4金でたので、ワンチャン属州を狙うために、銀貨と迷った末に購入しました。しかし、ここは素直に銀貨で金量を上げておくべきでした。廃墟が撒かれると、鉱山の村を爆破した時の期待値がどんどん3を割り込む形になっていくので、旨みがなかったです。

この後、仕事を押し付けたはずのヒロキさんが早々に属州購入!廃墟撒かれる環境で6点の先行は厳しい、と焦ってしまいました。元々金量を増やせていないデッキだったので、ここからの挽回は厳しいと判断。偽造通貨で略奪品廃棄+銅貨でワンチャン8金を出すために、後入れで、襲撃者を2枚差すことに。5金出れば偽造通貨をもう一枚入れたかったのですが、金貨は何枚か入れれたものの、なかなかぴったり5金は出ない状況で、ヒロキさんが公領を買ったのを皮切りに、かぼペンさん、みなせさんも公領を買い始めたので、最後まで偽造通貨2枚目を入れることはできませんでした。

2位に入ればまぁ良し。の予選であれば、もう少し違った手を考えたかも知れませんが、1位でないと意味がない決勝戦では、まぁ、致し方無しというところです。

このゲーム、最終的にFERRYは属1公1屋4の13点だったのですが、公領1枚買ったところでハタと気づいて、途中から公領を買っていません。属州を買わないと逆転できないのもそうですが、手番的にこの後4→3となるかぼペンさんが勝つのが、一番自分自身の展開的に有利になるだろう。ということで、勝利点を買わずに、場の推移を見守っていました。

途中、まだまだ山札が半分くらい残っている状況で打った見張りで、鉱山の村、金貨、偽造通貨がめくれる不運もありました。これでまた見張り嫌いに拍車がかかりそうです。

最終的にヒロキさんが公領を買って、三山切れでゲーム終了。まずは、ヒロキさんが優勝にリーチです。

いまだに、2T目の5金は狂信者を買うべきだったのか、よくわかりません。ヒロキさんに襲撃者を買わせたところまでは、思惑通りだったと思いますが、その略奪品で属州買われたりしているので、結果的に疑問手であったのは間違いないところです。自分自身も、偽造通貨の後の立ち回りが拙かった。廃墟総受けするつもりで、2順目は見張り見張りで立ち回って、ある程度デッキが薄くなったところで、役人を差して金量増加を狙う方が強かったかもしれません。

 

決勝2戦目

2番手、2位

ヒロキさん→かぼペンさん→みなせさん→FERRYの順に

研究所→坑道→隠し財産→巾着切り

祝宴→医者→議事堂→密偵

大使館→抑留

 

ドラフト手札は、投機、パン屋、賢者の石、海賊船、原住民の村、シルクロード密偵、巾着切り、遊牧民の野営地の9枚でした。ここから手番が2→1と回るので、連勝で逆転優勝を決めたいところです。

1順目は、研究所→坑道→隠し財産と出て、とんがったカードは出ていない状態でした。手番上位だったので、安定性重視でパン屋を出す選択肢はありましたが、まだ1順目なので、まずは、上位手番優位を期待できる巾着切りを出します。

この後、2順目は祝宴、医者ときて、みなせさんから議事堂が出てきました。議事堂&隠し財産にみんなが行くなら、ここでも手番上位の優位は引き続き期待できます。一方で、医者が出たので、パン屋は出しにくくなりました。5-2を引いた人が一気に優位に立つ可能性があります。シルクは、ルートが分かれたときに紛れが発生するので却下。結局、空気になるであろう密偵を出して、初手巾着-銀を取れる、4-3を祈ることにしました。

ってな、展望を打ち砕くかのように、ヒロキさんから大使館。2順目で祝宴を出しているので、巾着が飛んできても、5金のカードを買える目が残るんですよね~。村は出ていないので、5金の強ステロカードを入れて捲る。という選択肢は十二分にありだったと思います。さらに、かぼペンさんは抑留。流れにもよりますが、3T目誰も5金が出ない状況で、自分だけ抑留を打って、大使館か議事堂か隠し財産のいずれかに抑留トークンを乗せることで、その後の流れをコントロールすることができます。一方、祝宴を買うことで、抑留トークンを気にせず、活路が開けるかもしれません。デッキ3周目くらいまでの、主導権争いが楽しそうです。

さて、1番手のみなせさんとFERRYは巾着銀スタート。3番手のヒロキさんは祝宴銀で、巾着打たれても大丈夫の構え。4番手のかぼペンさんは抑留大使館。それぞれ、キーカードの購入に向けて、がっぷりよつといった感じ。

肝心の3T目は、みなせさんが坑道購入。通常なら4T目の5金以上がほぼ見込めるので、実質大使館買います宣言なわけですが、巾着あったので、ちょっとリスキーかな?と思いながら見ていました。さらに、抑留が買われていたので、大使館買う前に乗せられると引くに引けなくなるな。という面もありました。FERRYは巾着引けずに銀貨購入。4T目みなせさんに巾着を打たれると、最悪5金でなくなるので、これは厳しい流れ。ヒロキさんが銀貨購入の後、かぼペンさんが抑留打って、大使館に抑留トークンを載せます。購入は坑道。ここは、坑道を買うのであれば、おそらく、議事堂に抑留トークンを載せておいた方が良かったんじゃないかな?と思われます。ここまでの展開で、FERRYとしては、議事堂隠し財産ステロで勝機を見出すストーリーになりました。大使館サイドは2枚目の大使館を入れづらくなったのですが、議事堂で1ドローを与えてしまうデメリットがどう影響するかですね。

4T目、みなせさんは巾着からの5金で大使館。坑道先入れしているので毒皿ですが、茨の道です。FERRYも銅貨を落とされますが、残りの手札が巾着銀銅銅。6金出ちゃいました。選択肢は、金貨、隠し財産、議事堂の3択。ここでは、つい金貨を買ってしまったFERRYでしたが、大使館の獲得時効果で銀貨が増えて金量が上がっているので、買うべきなのは隠し財産一択でした。このプレミは痛い。

※手前味噌ですが、実は、こんなシチュで購入どうすればいい?シリーズの記事を書いております。ブログ初期の記事なので、いろいろ考察甘いのですが、ご参考まで~ww というか、2年前の自分は、2015日本選手権決勝の様子が見えてたんじゃないだろうか?と思うほどのピンポイントの記事内容です。買っとけ、、、。隠し財産買っとけ、、、。

閑話休題。懐かしい記事なので、ついつい読んじゃいました。結局、隠し財産買わずに、金貨買ってるので、研究したかいが有ったんだか、無かったんだか、、、。

さて、決勝戦に戻りますが、次の5金タイミングでは、もちろん議事堂を買います。そして、その次のターンあたりの6金タイミング。2枚目の議事堂を買うかどうかについては、すでに巾着が1枚入っているので、悩ましいところです。大使館の銀貨でデッキは膨れていたので、アクション事故リスクは通常より低いはずだなーと思いつつ、5金ピッタリだったら、もう一枚議事堂を買っていたと思いますが、6金だったので隠し財産購入。隠し財産込の5金で公領を買っても良いですし、隠し財産銀銀銅銅で属州+金貨が獲得できるので、やはり、大使館で配られる銀貨は強い。

大使館坑道のみなせさんとかぼペンさんは、かたや呪い込みでの大使館購入だったことと、かたや坑道多目の構築だったこともあってか、なかなかペースが上がっていない様子。ヒロキさんは大使館+議事堂のハイブリッドでしたが、祝宴で大使館を取っているので、呪いがデッキに入っておらず、また坑道ではなく隠し財産を差していて、可能な限り事故率を低く抑えたデッキ構築でした。

4者ともにキーパーツが手札に入ったので、後は属州が飛ぶように消えていくのですが、FERRYが唸ったのは、ヒロキさんの中盤属州がまだ3枚しか買われていない状態での、隠し財産無しでの公領購入。隠し財産込みであれば、積極的に公領買うのは当然だと思いますが、勝利点レースの先を見越した公領購入には痺れました。大会後、公領購入の極意を思わずツイッターで訊いてしまったくらいです。

さて、勝負所で、FERRYが属州4枚目を買い、VPでヒロキさんを3点リードして、属州残り2枚。次ターンの手札には8金。FERRYは内心ほくそ笑んでいました。何故なら、メタの視点からは、この2戦目は「ヒロキさんが勝つと2連勝で優勝が決まってしまう」という1vs3のヒロキさん包囲網が敷かれているからです。

しかし、この状況で、ヒロキさんは属州購入。VPで逆転を許します。残り1枚の属州が自分まで回ってくるように祈りを捧げるFERRY。ああ、1勝してリーチをかけたい。ああ、もっと決勝戦のヒリヒリする対戦を楽しんでいたい。ああ、「次、属州買えますから~」と声を大にして叫びたい、、、。

、、、、。

、、、。

、、。

、。

しかし、祈りも空しく、最後の属州が買われてゲーム終了。この瞬間、2015年ドミニオン日本選手権の優勝者がヒロキさんに決まりました。

改めて、優勝おめでとうございます。「木ドミ以外からの初の優勝者」の称号を得るために、一度も木ドミに行かなかった。というエピソードもある通り、今年の日本選手権にかける想いが一番強かったのかな?と思います。そして、ゴコストチャンピオンから日本選手権優勝者を輩出する。という、FERRYの夢を果たしていただいてありがとうございました。そう、実は、決勝卓はゴコス党が半数の議席を取っていた場でもあったのでした!いや、マジでwww

 

そんなわけで、FERRYのドミニオン日本選手権2015は幕を閉じました。

 予選12位:2-1-2-2

 本戦02位:3-1-1-1

 準決勝  :2

 決勝   :4-2

自らのブログの出発点に書いた「ドミニオン日本選手権の決勝の舞台に立つ」という目標を達成できたことは非常に喜ばしく、また、パパさんドミニオンプレイヤとしては、子供達の目の前で活躍する姿を見せられたことは、非常に誇らしいことでした。

とは言え、様々な幸運に助けられた成果であったことは、よく自覚していますし、ドミニオンクラスタの皆さんから実力で一目置かれるようなプレイヤになれたわけでもありません。あと、大きい文字で書きますが、

「なにより優勝していませんし!!!」

千載一遇のチャンスであったからこそ、今年勝たずにいつ勝つの?という感じです。なので、FERRYにとって、ドミニオン日本選手権2016もリベンジの場です。負けたままでは終われない。勝つまでやるのみです。

 

 

長文におつきあいいただきありがとうございました。

末筆になりましたが、ドミニオン日本選手権を開催いただいたホビージャパン様には、感謝の念しかありません。新拡張「冒険(日本語版)」も、近い将来に発売になることでしょうから、2016年も是非是非よろしくお願いいたします。

 

追伸:いろいろ協力してくれた家族にも最大級の感謝を。ちなみに、第1回宝石の煌き日本選手権に参加した子供達の戦績を記しておきましょう。

 息子さん:24/45位:1勝

 お嬢さん:39/45位:1勝

全5戦しっかり戦い、それぞれ1勝を挙げた二人にも心からの賛辞を。また、ふつつかな子供達と同卓いただいた皆様にも感謝と御礼を申し上げます。ありがとうございました。

ドミニオン日本選手権2015 参戦記 二日目本選ラウンド

さて、引き続いて、二日目のレポートです。

一日目、予選突破が決まった後は、子供達が宝石の煌き日本選手権に出るというので、3人戦をしていたり、ドミニオンをランダムサプライで回したり、まったりとしていました。

2013年の日本選手権時は、基本+暗黒しか練習していなかった為、予選突破して燃え尽きた感がありました。二日目ずっと最下位卓でしたし、、、。今年は2年間の蓄積もあったので、挑戦者の気持ちをキープしながら、心穏やかに本戦を迎えることができました。目標はまず1勝!

48人の参加者のうち、上位8人に入るには、15点+αが必要な感じではありましたが、予選を突破した猛者を相手に星勘定ができるような立場でもなく、とにかく目の前の一戦に集中することだけを考えました。

 

本戦1回戦

玉座の間、魔女、木こり、工房、冒険者

巾着切り、真珠採り、宝物庫、灯台、引揚水夫

番手忘れ(たぶん2番手?)、3位

2年前との一番の違いは、こうして本選に参加していても、顔見知りの方と同卓できていること。「ライバル」と書いて「とも」と読む。ではないですが、一緒に戦う仲間感があって、非常に精神衛生上良い感じです。

とかなんとか言いつつ、このゲーム、巾着切り灯台で入ったのですが、まぁ迷走してました。灯台は2枚しか買えてないし、引揚水夫は買えてないし、魔女と宝物庫と玉座の間の入った、何がしたいのかよくわからないデッキになってました。なんだかな~。

上家が魔女だったので、一人魔女はまずいとおもい追随しましたが、引揚灯台で入って、少なくとも灯台を3枚は確保した上で、後から魔女でも十分でした。引揚さえ入っていれば、途中使ったアクションを終盤爆破して、引揚魔女銀銅呪いみたいな手札でも、属州が買えるんですもんね、、、。場馴れしていないのがモロに出た一戦でした。

 

本戦2回戦

中庭、執事、共謀者、改良、公爵

望楼、交易路、保管庫、鍛造、行商人

たぶん2番手、1位

9番卓に入った第2戦は、またまた顔見知りの方と同卓。経験の差が出るプラコロ場なので、気を引き締めて臨みます。

プラコロ場ということで、圧縮大事ですね。改良、交易路、執事、鍛造と圧縮にはことかきませんが、初手で取れて、2枚圧縮できる執事が第1の選択肢。行商人を改良して白金貨を獲得するルートがこれ見よがしですが、デッキ1周分遅くなるので、執事での圧縮を優先することにして、行商人、共謀者、改良はすべて無視することに。

残るは、執事銀、執事執事、執事中庭のどの初手で入るかを時間をもらって考えました。勝利点を買い始めてからの調整力が優秀な中庭はどこかでいれたい。執事の圧縮ターンで中庭は買えるので、初手から中庭買わなくてもいいのですが、執事銀は1/6で執事が底るので却下。執事執事は噛み合えば一番早いですが、圧縮すればするほど執事と執事がかぶりますし、改良いれないので結局執事で執事を破棄する破目になるので、2底以外ならなんとかなる執事中庭で入りました。執事の破棄ターンは購入パスで。

途中、中庭効果で事故らずに銅貨2枚を残して圧縮を進め、銀貨と望楼と金貨2枚を入れた後、白金貨へのアクセスは一番速かったと思います。その後、保管庫と2枚目の白金貨を入れた次のターンで11金が出たので、早めに植民地へ。望楼は山札をしっかり覚えておけば、アクションとして2枚ドローするのがいいのか、アクションとして使わずに8金出たときに属州を買うのがいいのか、金貨を買って望楼公開して山にのせるのがいいのか、選択肢の幅が広がると思い購入しています。また、デッキが薄いので、勝利点が入りだした後のデッキの劣化が激しくなるので、悪くても属州が買えるように保管庫を入れました。相手にも2枚捨てからの1ドローをさせるので痛し痒しですが、属州2枚買えれば植民地1枚よりもVPを稼げると思っての判断です。圧縮した薄いデッキでターミナル4枚、、、。我ながらすごいな、、、。

上家と下家は、行商人を改良してましたが、執事を入れていなったので、圧縮が進んでいないデッキでした。さらに下家の方のデッキのシャッフルをFERRYが行ったのですが、ダブルボトム&トリプルボトムのデスカットを発揮してしまったようです。勝負事とはいえ、げに恐ろしきはデスカット

対面の方は、途中で執事を入れて方針を変更しておられましたが、白金貨が3枚入っていて、改良も入っていたので、圧縮はほぼ同等だったと思います。ほとんど捲られかけてたのですが、勝負どころのターンで金量が出ず、なんとか逃げ切ることができました。

 [追記]対面の方は執事執事で入った後の3T目が銅2屋3、4T目が執事2銅3と、厳しい回りで、4T目は圧縮せずに改良購入。ということで、途中から執事を入れたのではなく、2順目に圧縮が進まなかったというのが正しい状況でした。

 

本戦3回戦

村落、再建、豊穣の角笛

大学、賢者の石、弟子

蝋燭職人、収税吏、伝令官、肉屋

たぶん1番手、1位

ここでも顔見知りの方と同卓でしたが、大会点7点のこの卓で1位と2位では、準決勝進出へ向けて、大きな差が出るので、ここは是が非でも1位が欲しいところです。

サプライの方は、屋敷の改築先に蝋燭職人があって、2トークンを温存できる肉屋一択!と思ってスタートしましたが、他の卓では豊穣の角笛コンボが間に合ったところもあったようです。また、屋敷を銀貨に替えて、なおかつ、銅貨を圧縮して回転率を上げ、さらに肉屋で金貨なり属州なりに改築してしまえる再建を初手で取るかどうかかなり悩みました。3T再建銅銅屋屋、4T銅銅銅銅銅みたいな展開だと無双してしまいそうですが、3T再建銅銅銅銅、4T銅銅屋屋屋みたいな展開だと悶絶してしまいそうなので、銀銀スタートです。

3T銀銅銅銅屋で肉屋買います。4T銀銅銅銅屋で肉屋買います。5T目肉屋で屋敷を銀貨に改築して、銀貨を買います。6T目5金で肉屋を買います、、、。こ、これは勝つる。3枚目の肉屋は7Tだったかもしれませんが、とにかく鬼回りでした。上家は再建銀からの肉屋ステロ。下家は普通の肉屋ステロ。対面は収税吏が入ったり、いろいろ迷走しておられたように見受けられました。

最後上家が属州を買って終わって、「これは1位まである」と呟いていたのを聞いてドキドキものでしたが、なんとか逃げ切りで1位。このゲームの勝利は大きかった。去年予選落ちはしたものの、基本ギルド環境はみっちり練習してましたし、大会に前後して、いろんな方が肉屋とギルドの記事を書いておられたので、トークンの使い方や、屋敷の何枚目からは蝋燭職人にするのがいいのか?とか、しっかり考えながらデッキを作れたと思います。

 

本戦4回戦

救貧院、岐路、物置、城塞、ゴミあさり

武器庫、官吏、大使館、厩舎、農地

4番手、1位

1番卓での最終戦。ここまで3-1-1のFERRYは13点。他の方はそれ以上だったので、抜け確のためには、FERRYだけが3位条件という状況でした。なにより、勝てば本戦1位になれるかもしれない。トップの方は1-1-1だったので、望み薄ではありましたが、とにかく勝利あるのみです。

サプライの方は、ここに来て、大使館場で4番手。厳しいところですが、みんな大使館にいくなら、2順目5金出る出ないで紛れがありますし、弱い山札をスキップできたり、トップに大使館をおけたりするゴミあさりもあるので、ゴミ-銀から大使館一直線です。

他の方も大使館だったので、デッキは銀貨ザクザク。銀貨4枚で素で属州買って、次のターン大使館打って属州買って、と強い回りで属州を買っていきます。

大きなドラマはなく、淡々と属州が枯れてゲーム終了。ツイッターのTLでは、不完全燃焼の文字も散見されましたが、3回戦の肉屋といい、多少淡白なサプライが続いたかもしれません。

 

というわけで、本戦は3-1-1-1の19点で総合2位!ラッキーもあったし、サプライにも恵まれたけど、望外の戦績で準決勝進出です。

 

この段階で、ある程度達成感があったことは否めません。

これまでに参加した大会では、中位の域を出ない成績しか残せていませんでしたし、なにより、サプライからルートを読み取る能力、デッキ構築の能力、1T毎のプレイングに至るまで、彼我の差に圧倒され、劣等感を感じることは多かったです。

一方で、2年前から強くなるためにブログを始め、goko中堅杯を機に、一気にドミクラスタの知り合いが増え、いろんなドミ会に参加し、gokoの大会を主催したり、一歩一歩積み上げてきた力を、今こそ爆発させる時だ!との思いも強く、期待と恐怖が一気にのしかかってきました。

おー、これが大会の重圧かー。とプレッシャーを楽しむ余裕などあるはずもないのですが、一緒に会場に来て、大人に交じって宝石の煌きの日本選手権を戦っている子供達に随分と勇気づけられました。ボロボロに負けて「もう帰る」とか言い出したりしないかな?と心配していましたが、二人とも1勝をあげて、さらに勝利を目指して5戦目の戦いに臨んでいました。

改めて、ブログを始めた時の目標である、決勝卓進出まで、泣いても笑っても、後1戦です。朝読んだたろいもさんのブログの「全力を尽くす」という言葉を胸に、準決勝に臨むFERRYでありました。

 

(つづく)

 

ドミニオン日本選手権2015 参戦記 一日目予選ラウンド[追記有り]

時は1991年12月。有馬記念G1の舞台、中山競馬場はどよめいていた。最後の直線、圧倒的1番人気のメジロマックイーンが馬場中央を悠然と駆け上がる。その時、先行する2頭の間隙をゾッとするような末脚で交わして行く、鞍上の黄色い帽子も鮮やかな人気薄馬。
ダイユウサクだ、ダイユウサクだ、これはビックリ、ダイユウサク~!

時は移って2015年7月。渋谷もどよめいていた。ドミニオン日本選手権本戦終了時、準決勝に進む8名の中に、これまでの日本選手権の顔であったドミニオン木曜会の中枢メンバの姿がない。そんな中、汗で汚れた黄土色の帽子を被って、私はそこに立っていた。

というわけで、これはビックリ、本戦ラウンド2位、決勝卓に進出して、敗れはしたものの、来年のシード権も獲得したFERRYです。しいて言えばgoko中堅杯勢な訳ですが、特になんの実績もなかったところに、いきなりのブレイクで、看板がでかくなりすぎちゃいました。
実際、gokoのproレートも5500行ったこと無い勢なので、ドミニオンの総合的な実力はまだまだ発展途上ですが、今回はできることを丁寧にやっていったのが勝利を呼び込んだのかなと思います。サプライにも恵まれて、「うわ、このサプライ何すればいいんやろ?」みたいなのは無かったですね。特にサプライがランダムになると発表された本選は心配しましたが、少なくともガチガチのテクニカルなコンボ場や公領力が重要になる極端な荒れ場が無かったのはラッキーでした。


さて、ではでは、まずは、午前午後通した、予選のサプライから各王国カードの使用頻度を見てみます。前回の日本選手権では、基本+ギルドの環境でしたが、ギルドが小箱の拡張だったこともあり、午前午後通して4回使われたカードがあるなどの特徴が見られました。これに対して、今回の日本選手権は、基本+異郷の環境で、異郷が大箱の拡張だったこともあり、同一カードの使用は多くても2回と、満遍なくサプライに登場した印象です。

午前のみ使用:画策、玉座の間、密偵、泥棒、遊牧民の野営地、辺境伯
午後のみ使用:堀、公爵夫人、オアシス、民兵、宿屋、冒険者
使用無し  :宰相、よろずや、鉱山、官吏

その他の王国カードは全て午前1回、午後1回の使用でした。

ここでは、やはり、よろずやが使われなかったことが印象的でした。ステロで強く、特定のカード(オアシスや倉庫や村落など)と組み合わせるとさらに強くなり、屋敷を廃棄しつつ金量を確保できるコンボ材としても優秀と、基本+異郷環境におけるパワーカードのひとつでしたが、登場はありませんでした。サプライ作成者の意図は知る由もありませんが、非常に印象的なできごとの一つです。事前に、よろずや、大使館、坑道、議事堂、魔女、不正利得などがある、ステロ対決with呪い!みたいなサプライを予想していたのですが、あまりにもパワーカードが1つのサプライに集中してしまうので、バラけさせたのかもしれません。

そして、2年連続で出番の無かった、宰相先輩に幸あれ、、、。

さて、これだけだと面白くないので、午前、午後で共通するカードの組み合わせが同一サプライに含まれていたかどうかを見てみましょう。

<5枚共通:午前1回戦と午後3回戦>
共通サプライ:愚者の黄金、香辛料商人、鍛冶屋、祝祭、農地
初手香辛料愚者金からの銅貨圧縮と、初手鍛冶屋銀からの鍛冶屋ステロwith農地の対決が主軸になっているものと思われます。
午後3回戦はここに、国境村、開発、村、地下貯蔵庫、宿屋と、村テンコ盛りで引き切りもテーマに加わって、かつ、引き切りに行く際は、国境村、開発でパーツ集めの手順に関してもアイデアを問われています。国境村の獲得効果で鍛冶屋を取って、別に祝祭でBuyを出し、12金2購入あれば、(農地獲得、国境の村廃棄で属州獲得)x2で1T16点獲得というコンボも視野に入ります。(実際に喰らいました)
午前1回戦は、書庫、玉座、画策、街道、工房との組み合わせで、街道5枚ガメからの工房連打で属州をからすコンボが見えたり、ビッグマネー側は祝祭書庫が見えたりしています。
いずれにせよ、農地の使い方さえわかっていれば、初心者は鍛冶屋ステロwith農地で限界突破できますし、コンボ側はゲーム終了タイミングを支配できそうな大型コンボが組める構成になっていたようです。

<5枚共通:午前4回戦と午後4回戦>
共通サプライ:役人、魔女、値切り屋、交易人、厩舎
キーカードとなる魔女に対して、直接的にアドをとれる交易人、また金量を増やしやすい役人、値切り屋が同席しています。魔女に何人行くか?というのがテーマになりそうなサプライです。
午後4回戦は、書庫、大使館、堀、民兵、公爵夫人がサプライにありました。魔女が跋扈しても、交易人でリアクションをとりつつ、大使館の大量ドローで属州を買える一方、魔女、大使館の購入を遅らせる民兵があって、アンチの書庫もあるなど、序盤の相対有利の取り合いからの展開が熱くなりそうなサプライです。
午前4回戦は、地下貯、市場、神託、祝宴、不正利得がサプライにありますが、初手で神託が売れている場合は、自分のキーカードが落ちないように祈る祈りゲーが始まりそうです。

その他の組み合わせとしては
<3枚共通>
午前2回戦&午後1回戦:礼拝堂、木こり、研究所
午前3回戦&午後1回戦:改築、庭園、坑道
午前2回戦&午後2回戦:金貸し、義賊、シルクロード
午前3回戦&午後2回戦:議事堂、岐路、地図職人

<2枚共通>
午前4回戦&午後1回戦:祝宴、不正利得
午前1回戦&午後2回戦:工房、街道
午前4回戦&午後2回戦:市場、神託
午前3回戦&午後3回戦:開発、国境の村
などがありました。


さて、今回が3回目の参加となったドミニオンの日本選手権ですが、2013年が初参戦で予選9位からの本選42位。2014年が予選50位で予選落ち。そして迎えた2015年はリベンジの思いを胸に午後の予選に参加しました。

※書き始めてみて、思った以上に忘れていてやばいですね(萎)粗相があってはいかんので、同卓の方のお名前も書かない方向で。

午後一回戦サプライ
礼拝堂、木こり、改築、庭園、祝宴、
研究所、オアシス、坑道、不正利得、冒険者

番手忘れ、2位。

初戦は2位以上を取って落ち着きたいところですが、不正利得庭園と礼拝堂オアシス坑道(+改築研究所冒険者)、どちらに何人行くかで展開次第では4位も十分あり得るサプライなので、ドキドキしながら予選スタートしました。
ちなみに、対戦後の感想戦で「2-5なら礼拝堂研究所ですよね?」と言ったら、怪訝な顔をされましたが、普通にアリですよね?いまいち自信がないので、言い切れない系ドミニオンプレイヤのFERRYでありました。

自身の初手は、2周目の事故を嫌って、銀木こりからの庭園ルートだったのですが、下家は木こり木こりから庭園ルート主張、対面も木こり銀、上家は礼拝不正利得だったと思います。
最終的に木こり木こりの下家が勝つのですが、2周目に事故さえ起こらなければ、一気にアドが取れるので、攻めの姿勢で臨むためには、一番良かったのかなと思います。一方、銀木こりは、中途半端というか、不正利得が無いサプライであれば、庭園が枯れた後の公領へのアクセスも考えられますが、不正利得でデッキが膨れる今回のサプライでは、あまり意味がなかったかなと思います。不正利得を買えば、銀貨を買ってるようなもんですしね。庭園ルートの3人で、庭園は6-4-2で分かれたと記憶しています。
上家の礼拝不正利得は、他3人が不正利得庭園に回ったため、呪い廃棄が追い付かず、非常に苦しそうでした。
一方、FERRYの卓ではいなかった礼拝堂圧縮からのオアシス坑道ルートは、改築追加、研究者追加、冒険者追加のいずれの場合も、不正利得の呪いまきが無ければ、非常に速い戦術です。改築金金金金で属州2枚獲得できますし、荒場でも改築金が揃えば属州獲得できるのでよいですね。ただ、デッキ内の礼拝堂の位置に速度が大きく左右されるのと、今回は不正利得+呪い+庭園の速攻三山も視野に入っていたので、2vs2に分かれても展開有利になりそうな庭園にいきました。
銀木こりは失敗だったと思いますが、木こり木こりでの事故が怖いので、底沈みを除けば3~4ターンで確実に不正利得を買える木こり祝宴か、荒場に強いオアシスを先入れしておくオアシス木こりだったかな?と思います。


午後二回戦サプライ、
工房、金貸し、議事堂、市場、岐路、
神託、義賊、シルク、街道、地図職人

番手忘れ、1位。

ちょっと番手も展開も忘れすぎてて、申し訳ない感じですが、シルクルートが自分と下家の二人。街道工房はおらず、神託も義賊も売れていなかったと思います。対面と上家は、議事堂入ってたと思います。同じシルクルートの下家の方は、初手工房工房から、2順目も工房を買うジェットストリーム工房の構え。相手次第になりますが、後半息切れしないために工房の枚数は必要なので、非常にわかりやすいメッセージでした。FERRYは工房銀から二順目に工房をもう一枚差しながら、岐路を入れていきます。シルクルートの二人は、途中岐路工房工房のシルク2枚獲得とかが決まっていましたので、3山が速かったです。最終的には、シルク+岐路+屋敷の3山枯れだったかな。シルクが7-5に分かれたので、なんとか1位になりました。今更ながら、シルク側はタイミングを見計らって義賊を購入してステロ側を遅らせておかないといけなかったですね。
街道工房は、プレイ当時視野に入っていなかったので、帰ってから一人回ししてみましたが、なかなか上手くいきませんでした。金貸しから入って、銅貨圧縮しながら、街道工房で街道を集めた最後は街道で安くなった属州を工房で獲得するのか、最後岐路議事堂で引き切りながら、市場議事堂でBuyを出して、属州買い占めるのかどちらでしょうか?前者のパターンだと、上手くいけば12T27点くらい行きますが、安定感に欠けますね、、、。ドローにも岐路を使うので、最後結局アクションが残らなくて、工房での属州獲得と、金貸しで出した3金での属州購入の1ターン2枚止まりな感じです。後者だと、パーツ集めに時間がかかるのが難点です。まぁ、こうやっていろいろ手順煮詰めていくのが楽しいわけですが、、、。

[追記]街道プレイは、その後むーろんさんのブログの参考手順を見て、自らの不明を恥じました。なにこれ、めっちゃえぐいやん。3人行くとパーツ足りなくて死にますが、シルクと2-2に分かれたら、シルク側勝ち目無いかもしれない、、、。

午後三回戦サプライ、
地下貯蔵庫、村、鍛冶屋、祝祭、愚者金、
開発、香辛料商人、宿屋、国境の村、農地

確か3番手、2位。

対面と上家は香辛料から愚者金。FERRYも香辛料は買ったものの、愚者金4-4-2とかで分かれると3人目厳しいので、愚者金買わずに6金は国境の村鍛冶屋を取って、引き切り優先。下家は鍛冶屋ステロwith農地でした。
このサプライ農地があり、引き切った際の金量をあまり増やさなくてもよいので、11金2購入で公領と農地購入農地廃棄属州で9点行動を主軸にデッキを作っていきました。とはいえ、香辛料商人でどんどん銅貨を切っていくので、金量には多少余裕を持たせていました。
途中、上家が冒頭に書いた12金2購入(農地購入国境の村を破棄して属州獲得)x2のビッグターンを作って、一気に優位に。
次のFERRYのターンに、手札には香辛料商人銀貨銀貨勝利点勝利点という悲しみ。その時点で4位だったので、突撃あるのみで香辛料商人で銀貨を廃棄して2ドロー。上手くつながって、5金で公領を買えました。
その後、愚者金デッキの対面が、5金出ずに屋敷購入。挽回の目が出てきたところで、最後の最後引き切って11金2購入。公領と農地購入国境の村を破棄して属州獲得の11点行動でまくってなんとか2位。いろんなラッキーが重なっていたゲームでした。
引き切りデッキを組むなら、3人目でも愚者金に行って、3枚確保できれば御の字とすべきなんでしょうか? この辺の4人戦でどのルートに何人で展開が変わって、みたいな話もっと習熟せねば、、、。


午後四回戦サプライ、
堀、民兵、役人、書庫、魔女、
公爵夫人、値切り屋、交易人、厩舎、大使館

手番忘れ、2位。

交易人、銀から屋敷を銀に換えて、後は大使館ステロを選択したはず。はず!?なぜか、このゲームだけ、印象が薄くて、中身をほとんど覚えていません。書庫ある場なので、民兵買ってるはずはないし、ここまで大会点12点で、できれば2位が欲しい展開でしたから、ひとり大使館で金量が出ない展開を嫌って、交易人銀だったと思います。
まぁ、それもこれも、大使館で早めに属州が買えていて、今回の大会の目標だった予選突破をほぼ手中に収めた感じになったので、ゲームに集中しきれてなかったのかなぁと思いますが、それにしても忘れ方が激しい。



というわけで、2-1-2-2の大会点15点で午後総合12位。見事予選を突破することができました。
 初参戦の2013年が、2-1-1-3。9位突破。
 予選落ちの2014年が3-2-2-2。予選落ち。
 そして今回2015年が2-1-2-2。12位突破。

と、ほとんど2位以上には食い込んでおり、使用セットが限定されている予選初日は、予習の効果が活かされている様子が伺えます。あと、ランダムではなく、作られたサプライの方が、ルート間の相互作用など、何を軸に考えればよいかが、はっきり提示されているケースが多いので、自分の手馴れたルートを取ることができる。というのも大きな理由です。

さて、次回は2日目本選+準決勝+決勝の内容をレビューしていきたいと思います。