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FERRY's game blog

ドミニオンとか アグリコラとか

安定の中庭ステロ。ド安定の初手中庭-交易場。ずっこけの、、、。

いわゆるステロ戦術の中で、1枚戻せる勝手良さと2枚入れてもアクション事故を起こさない安定感が特徴の中庭ステロですが、ドミラニのドリルに記述のあった中庭-交易場との比較を行ってみます。

 

今回は、1~2ターンの購入を固定して、3ターン以降の動きをシミュレートしています。属州場、屋敷場、4人戦、初期手札確定済、番手ランダム、10万回のシミュレートによる結果です。

まずは、以下の4つの状況を比較します。

Case1:初手 中庭-銀(途中で中庭を1枚追加する)

Case2:初手 中庭-銀(中庭は1枚だけ)

Case3:初手 中庭-中庭(中庭は2枚だけ)

Case4:初手 中庭-交易場(中庭は1枚だけ)

Case1 / Case2 / Case3 / Case4 / 引分 = 25.40/ 10.40/ 21.54/ 29.95/ 8.21%(13.2T) 三山 0%

予想通り、勝率の比較では、Case4の銅貨と屋敷を圧縮しながら、金量を増やせる交易場の威力が発揮されています。縦軸をそのターンの平均獲得勝利点数にとると、後半8ターン目(1~2ターンの購入は手動で設定しているので、グラフの横軸は6に相当)以降の後半の伸びが顕著です。

初手中庭-銀の場合は、しかるべきタイミングで二枚目の中庭を入れる必要がありますが、初手中庭-中庭の場合と比べると、約4%勝率が高いです。このあたりは最高速度と平均速度の差が気になりますので、属州4枚に到達するターン数のヒストグラムを作ってみたいところです。平均獲得勝利点で比較すると、明確な差が見えるのは前半の5~6ターン目(グラフ上は3~4ターン)あたりですが、早目に金量を増やして、属州先行して、そのまま押し切るようなパターンが伺えます。

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下のグラフは、縦軸にそのターンの平均金量を表したものですが、中庭-交易場の場合は、8ターン目(グラフの6ターン)からは、他のCaseに対して、ほぼ1金余分に出ている様子がわかります。平均でほぼ8金でているので、毎ターンの属州購入が期待できます。

f:id:zFERRY:20140110024223j:plain

 

中庭-交易場が強いのはわかったのですが、初手4-3でも狙いにいく価値があるのでしょうか?

Case1:初手 中庭-銀(途中で中庭を1枚追加する)

Case2:初手 中庭-交易場(中庭は1枚だけ)

Case3:初手 中庭-中庭(中庭は2枚だけ)

Case4:初手 中庭-銀(途中で交易場を1枚追加する)

Case1 / Case2 / Case3 / Case4 / 引分 = 27.70/ 32.94/ 23.59/  5.70/ 7.20%(13.3T) 三山 0%

こちらも予想通り、初手中庭-銀からの交易場追加は非常に弱いとの結果がでました。速くてもデッキ3周目からしか使えませんので、初手5-2でデッキ2周目から交易場が使える場合と比べると不利は明らかなのですが、通常の中庭-銀、中庭-中庭に対しても、圧倒的な劣勢です。やはり、速めの決着となるステロ対決では、デッキ一周の差は非常に大きいと言えます。

特に平均獲得勝利点のグラフで比較すると、黄色の線(Case4)が青の線(Case2)よりもほぼデッキ1周分(2ターン分)遅れているのがわかります。

 

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各ターンの平均金量で見ても、Case4の立ち上がりの遅さが目に付きます。

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さて、交易場と同じく、二枚ずつ圧縮をかけることが出来て、屋敷を銀貨に変えられるアクションとして再建がありますが、屋敷&銅貨を銀貨に変換する効率で考えると、交易場は銅貨7枚と屋敷3枚で銀貨5枚。再建は銅貨7枚と屋敷3枚で銀貨3枚。また、手札に入るのと単純に獲得することの差は大きく、もちろん交易場のかわりにはなりません。ただ、4金で買えるので4-3の場合の圧縮&銀貨獲得手段として比較してみます。

 

Case1:初手 中庭-銀(途中で中庭を1枚追加する)

Case2:初手 中庭-交易場(中庭は1枚だけ)

Case3:初手 中庭-再建(中庭は1枚だけ)

Case4:初手 中庭-銀(途中で交易場を1枚追加する)

Case1 / Case2 / Case3 / Case4 / 引分 = 33.39/ 38.17/ 13.27/  6.98/ 6.12%(13.4T) 三山 0%

Case2とCase3を比べると、やはり交易場と再建の性能差は明らかなのですが、Case3とCase4を比べると、デッキ1周目の購入で圧縮アクションを買うことの重要性がわかります。その意味では、2枚圧縮できて1周目で買える執事も良いのですが、執事は圧縮したターンにほとんど購入が期待できないのと、金量を増やすことができないので、データは載せませんがボロ負けでした。初手4-3の場合の中庭ステロは、中庭-銀か、中庭-中庭が良さそうです。

平均獲得勝利点では、中庭-交易場に比べると中盤の伸びが低く、

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そのターンの平均金量では、平均して中庭-交易場よりも1金少ない状況が終盤まで続きます。

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※データ検証には「Geronimoo's Dominion Simulator」(URL:http://dominionsimulator.wordpress.com/)を使っています。

ツールの開発者の方々に感謝いたします。