カッシーさんとの三連戦を振り返る(ドミニオンブログ対抗戦リレー)(カッシーさん記事へのリンク追加)
「超強豪有名ドミパパブロガー」のFERRYです。あざーす。pro rate 4500です。好きな言葉は「そんな感じのレートだから見える世界もある。いーよ、いーよ、人間だもの。」です。よろしくお願いします。
今回は、満を持して対戦してきました、ドミニオンブログ対抗戦。そう、過去に主催者のヒロタシさんと0回戦として対戦記事(記事はこちら)を書かせていただいた企画が本格始動したのです。
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ドミニオンブログの輪がアイスバケツチャレンジ式に絶賛広がり中です。
今回は、かぼペンさんを破ったカッシーさんから指名されての対戦です。光栄です。実は、この日、ブログ対抗戦前にカッシーさんを含んで四人戦。対抗戦後にもカッシーさんを含んで四人戦していて、実にカッシーさんとは5連戦だったのでした。gokoのgarden roomで、日本人四人戦対戦卓が2卓たっており、活況でした。
さて、ではでは、対戦の内容に移りましょう。ちなみに、ブログ対抗戦前の四人戦ではFERRYが1位を取っており、意気揚々と本番に臨みました。
※注意書き:筆者のgoko Proレートは、だいたい4500~5500をウロチョロという感じです。5000より上に安定していることがなかなかできません。わかったようなことをわかった風に書いていますが、一応、そのレベルのプレイヤの意見だということはご承知置きください。ただ、ドミニオン強くなるためにブログやってますので、諸々ツッコミ大歓迎です。どぞ、よろしく。
以下、三戦分のサプライとログの紹介です。
<第1戦>
属州場、避難所場、対戦ログ
kassy 43 - 31 zFERRY :カッシーさんの勝ち
先手:kassy:3-4:青空市場-礼拝堂
後手:zFERRY:3-4:青空市場-礼拝堂
総括コメント:あれ?村鍛冶やるはずだったよね?やるって決めたよね?
サプライを眺めての第一感は、
・広場-地下墓所の村鍛冶かな。青空市場でBuyも増えるし。
・廃棄が豊富。礼拝堂か、採集者か、見張りか、引上水夫か、改良。
・避難所場だし、引上水夫と改良は空気かな。
・まぁ、青空市場のリアクション考えたら、礼拝堂安定でしょ。
というものでした。今回、対戦相手のカッシーさんも、ほぼ同じ内容を考えたはずです。実際のログがそれを裏付けています。
その他のカードについて、考えたのは、
航海士:廃棄で”不要なカード”が減るから航海士の弱いターンを飛ばす効果が発揮されるケースが減るし、そもそも廃棄でデッキ回転は上がるから、航海士取る必要はないなー。
ゴミあさり:デッキの金貨密度上がるやろうから、廃棄、青空市場リアクションからゴミあさりステロ気味に行くのもありかなー。でも、まぁ、いらんよな。(フラグ)
というところです。
デッキ1周目の購入は一緒でしたが、二周目の周りは随分違いました。3T目。カッシーさんは礼拝堂で銅貨x2、納屋、共同墓地の4枚を破棄。順調です。 FERRYの3T目。青空市場、納屋、銅貨x3から、青空市場で銅貨を引いて、4金でゴ・ミ・あ・さ・り。あれ?村鍛冶するって言ったよね?広場だよね?百歩譲っても、金貨マシマシの為に青空市場だよね?自分で振り返っても、よくわかりません。ACMAの能力でカッシーさんにだけ11枚目のサプライがあり、知らない間に時空を超えて支配されていたのかもしれません。
※青空市場で礼拝堂引くと悲しみなので、ここは普通に青空市場使わずに3金で青空市場でしたね、、、。
※※いや、違うな。本当の悲しみは4Tに礼拝堂打てないことで、リアクション期待以外に、礼拝堂底沈み確率を軽減するためのキャントリップ青空市場のはずなので、やっぱり、打つのが正解。礼拝堂引いてきたら、銅貨x3、納屋を廃棄すればいいだけ。特に、カッシーさんが3T目でしっかり圧縮できているのが見えているから、構築遅らせない為にも青空市場打つべき。
カッシーさんは4T目で広場購入。5T目で礼拝堂で銅貨x2、草屋敷廃棄の青空市場リアクションで金貨獲得と、ますます順調です。
7T終了時の両者のデッキは、カッシーさん:礼拝堂、青空市場x3、広場、金貨x4。一方のFERRYは礼拝堂、青空市場x2、広場、ゴミあさり、銅貨x2、金貨x1。もうリザインしても良いくらいのレベルです。
その後、カッシーさんは安定の村鍛冶で着実に勝利点を購入。FERRYはよくわからないデッキのまんま沈んでいきました。自分でプレイしながら思っていましたが、中途半端な打ち手をしてしまいました。正直なところ、ゴミあさりを買ってしまったとしても、銅貨と避難所をしっかり廃棄して、ゴミあさり2~3枚と金貨(と青空市場)だけというデッキを作れば、ゴミあさり+金貨x2で属州。ゴミあさりの効果でゴミあさりをトップにおいて、連続属州購入。というデッキは作れたはずです。ゴミあさり+金貨1枚でも公領買えますし。16金2購入は出せないので、結果的に負けたとしても、こんなにもやもやすることは無かったでしょう。何がやりたいのかよくわからないデッキを作ってしまったことが悔しいです。
そういえば、12T目、空気と書いた引き上げ水夫買ってますが、劣勢でしたし、すぐにシャッフル入るので、引き上げ水夫で金貨割って属州購入、あわよくば、属州+公領とか属州+屋敷とかを狙って買ったものです。屋敷割って、公領買えたので+2点にはなりましたが、銀貨買ってれば素で公領買えたので、意味なかったですね。はい、すいません。
カッシーさんの構築に目を移すと、8T目に12金4購入を出した時に採集者を追加して、その後、礼拝堂を採集者に置き換えています。その後餌に銅貨を買ったり、金貨を廃棄して採集者の出力を上げたりしておられますので、使い道の無くなった礼拝堂を置いておくより利があると判断されたということですね。勝敗を決めたポイントではありませんでしたが、木目細かい構築だなと思いました。
<第2戦>
属州場、屋敷場、対戦ログ
zFERRY 39 - 37 kassy :FERRYの勝ち
先手:zFERRY:4-3:銀貨-採集者
後手:kassy:3-4:採集者-ポーション
総括コメント:二枚目の書庫は入れられなかったのか?いや、一枚目をもっと早くいれましょう。
サプライを眺めての第一感は、
・いろいろルートありそうやなー
・蝋燭職人-書庫が強そう。採集者も絡められるし。
・薬師-銀行も、購入増やすの容易な場なので強そう。
・伝令官+廃棄あるので、コンボデッキも作れそう。その場合は、収穫でお金出していく感じかな?それとも、書庫をドロソにして、物置でカード選択+お金を出す感じかな?
※コメント欄にnkさんからコンボの実施例をいただきました。16Tで属州6枚と公領4枚は破壊力十分ですね!ありがとうございます。
その他のカードについて、考えたのは、
名品:蝋燭職人+書庫の7金で、銀行入れるか、名品過払いするか?だけど、デッキ回転考えたら普通に銀行で良いよね。
拡張:同じ7金に銀行あるから、銀行活かせる構築の方が良いよね。
というところです。
カッシーさんがポーションで薬師ルート主張しましたが、こちらは初志貫徹の蝋燭書庫。蝋燭書庫の場合、蝋燭は何枚くらい差すのが良いのか、自分の中で答えのないままゲーム進めてしまってました。書庫と噛み合いさえすれば、多少多いくらいの方がよいのでしょうが、最終的に買った蝋燭商人は3枚。もう少し多くても良かったかもしれません。一方で、書庫はもう一枚(合計2枚)差したかった。なんだかずっと4金で、最初の書庫を入れたのが9T目。終了が19Tだったので、序盤の金量の上げ方を構築ミスってましたね、、、。
対戦自体は、下記のnkさんの日記にあるような属州2枚残してアドを取り合う展開に。勝利点多くなると厳しいのは薬師も書庫も同じなのですが、蝋燭商人の数がFERRY:3、カッシーさん:2とコイントークンの差で最後勝ちを拾いました。8枚目の属州をFERRYが買ったのは、銅貨、銀行、コイントークン5枚でした(笑)
<第3戦>
属州場、屋敷場、対戦ログ
kassy 67 - 31 zFERRY :カッシーさんの勝ち
先手:kassy:3-4:銀貨-礼拝堂
後手:zFERRY:3-4:銀貨-礼拝堂
総括コメント:1戦目と同じ。やりたかったことを全部やられた。
サプライを眺めての第一感は、
・礼拝堂で銅貨全破棄から銀貨3枚での大市場、隠し財産。そして、隠し財産を使って島&シルクロード購入。
・属州ルートで速い手が無いので、島+シルクロード無視すると酷い目に。
・ただし、島で属州をしまえば、デッキの汚染は防げるので、属州ハイブリッドは睨んでおく必要アリ。
というものでした。第1戦と同じく、全部カッシーさんにやられてしまいました。
その他のカードについて、考えたのは、
錬金術師:ポーションの分、遅い印象あるので、島+シルク合戦に置いてけぼりになる可能性高そう。
都市:島とシルクは切れるだろうけど、そのころにはもう最終盤で、出番ないのでは?
官吏:勝利点増えた時に、4金だしやすいかな?でも、まぁ、いらんよな。(フラグ)
前哨地:5金出てるなら、公領、島、シルクかな?
国境の村:6金出てるなら、大市場か隠し財産かな?欲しい5金がないし。
というところです。
さて、対戦の方はFERRYの3T目、フラグ回収乙的な銅貨x5での官吏購入。脊髄反射で購入するの止めなきゃ、、、。「Dasse! Koitsu Shoshinsya Kayo!」略してDKSKですな。なんなんでしょう、この意味不明なブレ方は、、、。メインの戦略は決めてるのに、そのまま実行できない。うーん、反省です。
まー、そんな感じなので、あまり振り返ることもないのですが、以下の3点はもう少し考えてみます。
①初手は銀ー礼拝堂か、礼拝堂ー礼拝堂か?
②シルク取り合いになるのが見えてる場で、初期手札の屋敷は破棄するべきか?
③属州ルートはあったか?
①に関しては、大市場へのアクセスを優先するために銀貨を早目に増やしたい一方で、礼拝堂の圧縮遅れると致命傷になるので、確実に礼拝堂2枚で圧縮進めた方が良いという考え方もあります。これは、最大期待値が大きい方を取るか、平均期待値が大きい方を取るか?という話ですが、カッシーさんは前者の考え方だと言っておられました。FERRYも基本は前者ですね。でも、こういう試合で負けるたび、必要な時に後者を選択できるようにならないといけないと思い知らされます。
②に関しては、FERRYの5T目で屋敷を切りませんでしたが、これはさすがにその後のデッキの回転を考えるなら切るべきでした。実際、島とシルクが半分半分に分かれたあと、属州を買っていけるデッキになっていたカッシーさんと、なっていなかったFERRYとの間には歴然たる差があり、結果大敗を喫してしまいました。
③は②でもう答え出てますが、島があるので、シルク無視しても島-属州で失速を抑えながら十分戦えますね。結果的に島とシルクは切れましたが、島/シルク/屋敷の三山だけを見て考えるサプライではなかったということなのでしょう。
最後に、カッシーさんの記事へのリンクを貼っておきます。上記の対戦、カッシーさんの側からどう見えていたか、ご参考まで。
ブログ対抗戦(VSFERRYさん) - kassy20’s diary
というわけで、対戦いただいたカッシーさん、ブログ対抗戦主催者のヒロタシさん、ありがとうございました。
ここ最近、関西のドミニオンプレーヤの方と対戦の機会が多かったのですが(誰が関西かを認識したともいう)、大阪ドミニオン会で大会を開くプランもあるみたいですし、大阪ドミニオン、京都ドミニオンを合わせると月に2~3回リアル対戦する機会もありますし、10月には電ドミ(ひらたく言うと京大ドミニオン会)も再開されるとのことですので、近畿出身のFERRYとしては、どんどん盛り上がっていくと嬉しい感じです。タイミング良く関西にいる場合は、直接ドミ会にも参加したいと思います。